オオキノコムシ
科名:オオキノコムシ科
地方名: ―
学名:Encaustes praenobilis

松山市カテゴリー:準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー:―
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:酒井 雅博
撮影者:
- 種の特徴
- 体長16 〜 36㎜。日本産オオキノコムシ科の最大種。体長の変異が激しいが大形個体は見事な存在感を示す。主な生息域はブナ帯で、成虫は自然林内のサルノコシカケの下面に張り付いているのが発見される。夜行性で灯火にもよく飛来する。
- 分布市内
- 米野町。
- 分布市外
- 北海道・本州・四国・九州。
- 生息状況
- 米野町の愛媛大学附属演習林では少ないながらも安定した発生が続いている。自然度の高い森林の指標的な種であり、2次林に出現することはない。
- 減少の要因
- 自然林の伐採。
- 特記事項
- 日本固有種。