タワヤモリ
科名:ヤモリ科
地方名:たきはみ
学名:Gekko tawaensis

松山市カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
環境省カテゴリー:準絶滅危惧(NT)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:岡山 健仁
撮影者:
- 種の特徴
- 全長100 ~ 140㎜。体色はニホンヤモリに比べて濃く、尾の斑紋が顕著である。胴部の背面や四肢の鱗は、ほぼ均一の粒状である。産卵は岩の割れ目を利用し、6~8月頃行われ、1回に2個の卵を産む。
- 分布市内
- 北条(高縄山麓・才之原・猿川・滝本・恵良山など)。
- 分布市外
- 和歌山県・大阪府・兵庫県・岡山県・広島県・山口県・四国・大分県・宮崎県など。
- 生息状況
- 乾燥している日当たりの良い低山地や海岸の岩場などに生息する。
- 減少の要因
- 生息場所の開発および破壊、農薬散布など。
- 特記事項
- タワヤモリの名は、模式産地の香川県多和村に由来する。松山市内では旧北条市域にのみ分布が知られている。