ズグロカモメ
科名:カモメ科
地方名:―
学名:Larus saundersi( Swinhoe, 1871)

松山市カテゴリー:絶滅危惧ⅠB類(EN)
環境省カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:石川 和男
撮影者:
- 種の特徴
- 全長32㎝。ユリカモメに似るが黒く短い嘴をもち、体は一回り小さい。河口干潟でカニ、ゴカイ、エビ、小魚などを捕食する。市内には冬鳥として渡来。
- 分布市内
- 重信川河口などの干潟。まれに河川中流域にも。
- 分布市外
- 四国・九州で越冬。中国大陸西部で繁殖、中国大陸東部・朝鮮半島などで越冬。
- 生息状況
- 重信川河口に少数が渡来。西条市加茂川河口では、毎年50 ~ 60羽の越冬個体が見られる。
- 減少の要因
- 世界各地で干潟の開発が進み、繁殖地や越冬地の減少が主要な要因と推察される。
- 特記事項
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