ホウロクシギ
科名:シギ科
地方名:―
学名:Numenius madagascariensis(Linnaeus, 1766)

松山市カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
環境省カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:秋山 勁三
撮影者:
- 種の特徴
- 全長62㎝。下に大きく湾曲した長い嘴をもつ日本最大のシギ。飛び立った時などに「ホーイーン」とアルペンホルンのような軟らかい音色で鳴く。長い嘴をカニ穴にさし入れ、捕らえるとカニの足をくわえ、振り落として胴体を呑み込む。市内には旅鳥として渡来。
- 分布市内
- 重信川河口。まれに河川中流域にも。
- 分布市外
- 日本各地で旅鳥、一部のものは越冬。中国大陸北東部で繁殖、東南アジア・オーストラリアなどで越冬。
- 生息状況
- 重信川河口に他のシギより一足早く3月中旬に飛来する。1975年頃に比べると最近は個体数が非常に少なくなり、10羽以上の群れを見なくなった。
- 減少の要因
- 渡りの中継地、越冬地である干潟の減少。
- 特記事項
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