アカアシシギ
科名:シギ科
地方名:―
学名:Tringa totanus ussuriensisButurlin, 1934

松山市カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
環境省カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:秋山 勁三
撮影者:
- 種の特徴
- 全長27.5㎝。脚は赤く、嘴はまっすぐで基部が赤い。ツルシギに似るが本種は飛翔時、次列風切が白い。白い眉斑は眼先でとまる。体下面は白地に黒い縦斑が密にある。河口干潟、水田、河川の水辺などでイトミミズ、ゴカイ、エビ、水生昆虫などの小動物を捕る。市内には旅鳥として渡来。
- 分布市内
- 重信川流域、水田。
- 分布市外
- 北海道東部で繁殖、北海道~九州で旅鳥、沖縄で越冬。中国大陸中東部で繁殖、東南アジアで越冬。
- 生息状況
- 重信川河口にはほぼ毎年、春または秋に飛来する。そのほか河川、水田などにも飛来。
- 減少の要因
- 繁殖地が局地的。渡りの中継地や越冬地の干潟の減少や生息環境の悪化。
- 特記事項
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