サシバ
科名:タカ科
地方名:―
学名:Butastur indicus( Gmelin, 1788)

松山市カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
環境省カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:秋山 勁三
撮影者:
- 種の特徴
- 全長雄47㎝、雌51㎝。翼開長105 ~ 115㎝。ハシブトガラスとほぼ同大。雌雄同色。上面は茶褐色、下面は白に茶褐色の横斑がある。「キンミー」とよく鳴く。おもにヘビ、トカゲ、カエル、ネズミ、昆虫、ムカデなどを餌とする。市内には夏鳥として4月上旬に渡来。
- 分布市内
- 丘陵地から山地。
- 分布市外
- 本州・四国・九州で繁殖、沖縄で越冬。朝鮮半島・中国大陸北東部で繁殖、東南アジアで越冬。
- 生息状況
- 低山地の山間にある水田、畑を餌場としている。おもにアカマツが営巣木。個体数は1975年頃に比べ半数以下に減少。
- 減少の要因
- 主要な生息環境である水田と森林が複合する里地環境の悪化。
- 特記事項
- ワシントン条約附属書Ⅱ掲載種。