フデタケ
科名:クロサイワイタケ科
地方名:―
学名:Xylaria apiculata

松山市カテゴリー:絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)
環境省カテゴリー:―
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:小林 真吾
撮影者:
- 種の特徴
- 広葉樹などの倒木に発生する木材腐朽菌。子実体は黒色の柱状で樹上に発生する。頭部は柄より少し太く、微小な凹凸があり、全体が筆状。高さ1~ 2.5㎝、直径1㎜前後。
- 分布市内
- 島しょ部。
- 分布市外
- 本州・小笠原・四国、南太平洋諸島・ニュージーランド。
- 生息状況
- 1952年に松山市の照葉樹林内の枯木上で確認され、2000年に島しょ部の海岸で松山市産としては約50年ぶりに確認された。最近の調査では確認できない。
- 減少の要因
- 分布域が限られているうえに、元々の発生量も少ない。
- 特記事項
- 熱帯性の菌類で県内では南予地方でも確認されている。