ナガエノホコリタケ
科名:ケシボウズタケ科
地方名:―
学名:Tulostoma fimbriatum var.campestre

松山市カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
環境省カテゴリー:情報不足(DD)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:小林 真吾
撮影者:
- 種の特徴
- 夏から秋にかけて砂地に発生する地下生菌。若い子実体は地中にあり直径1~2㎝、成熟すると7㎝ほどまで柄が伸びて地表に現れる。柄の径は3~5㎜だが中実で堅く、基部はふくれて根状の菌糸束をまとう。
- 分布市内
- 市内の砂浜海岸。
- 分布市外
- 日本各地、中国・ヨーロッパ・北米。
- 生息状況
- 近年、県内で分布が確認された砂地性の菌類で、おもに砂浜海岸に生育する。市内では旧北条市の鹿島などで確認されているが、発生に適した砂浜自体が少ないため、存続基盤は不安定である。
- 減少の要因
- 砂浜の減少。
- 特記事項
- ―