ウスキキヌガサタケ
科名:スッポンタケ科
地方名:―
学名:Phallus luteus

松山市カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
環境省カテゴリー:情報不足(DD)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:小林 真吾
撮影者:
- 種の特徴
- 常緑広葉樹林(特にシイ・カシ)内地上に生える腐生菌。寒天質の幼菌(菌蕾)は地中生で直径2.5 ~4㎝の卵形。生長すると菌蕾から高さ10 ~ 20㎝の円柱状のきのこを現す。傘はつりがね形で白色を帯び、傘と柄の間から黄色の菌網(マント)を出す。
- 分布市内
- 市南部の山地。
- 分布市外
- 本州中部以西・四国・九州、インドネシア・オーストラリア・アジアの熱帯域。
- 生息状況
- 松山市内では1998年8月、ヒノキ植林地内のチップ上に群生しているのが確認されている。
- 減少の要因
- 分布域が限られているうえに、元々の発生量も少ない。
- 特記事項
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