ニホンオオカミ

科名:イヌ科
地方名:やまいぬ
学名:Canis lupus hodophilax
松山市カテゴリー:絶滅(EX)
環境省カテゴリー:絶滅(EX)
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:宮内 康典
撮影者:
種の特徴
頭胴長95 ~ 144㎝、尾長27 ~ 40㎝、イヌ科中最も進化した種で、強いオスを中心に高度な社会生活を営み、集団で哺乳類などを狩っていたという。イヌの頭骨と比べると、吻部の凹度が小さいことと裂肉歯が大きいことで区別できる。
分布市内
北梅本町。
分布市外
本州・四国・九州。
生息状況
江戸時代後期から明治時代初期にかけて現北梅本町駄場で捕獲されたと推定される1個体の頭骨が愛媛県立総合科学博物館に保管されている。過去の生息状況の記録も無い。
減少の要因
明治時代になって開拓が進み、生息地の減少と飼犬から持ち込まれた狂犬病やジステンバーに感染したこと、それにオオカミ退治が奨励されたことによると考えられている。
特記事項