アズマモグラ

科名:モグラ科
地方名:
学名:Mogera imaizumii
松山市カテゴリー:情報不足(DD)
環境省カテゴリー:
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:芝 実
撮影者:
種の特徴
頭胴長11 ~ 12㎝、尾長1.5 ~2㎝、後足長1.6㎝。コウベモグラより一段と小さい。体毛は黄褐色、ビロード状の短毛が背・腹側にともに密生している。昆虫類やミミズ類・ジムカデ類・植物の種子などを餌にする。
分布市内
石手川ダム湖畔。
分布市外
本州中部以北に分布。四国の山地には孤立した小分布がある。
生息状況
2005年6月28日、松山市宿野の石手川ダム直下で1個体捕獲、続いて、同年12月21日に石手川ダム湖畔でもう1個体捕獲されている。県内では面河渓谷での記録がある。
減少の要因
もともと、関東地方の冷涼な気候に適応した種であるから、四国ではコウベモグラと競合しない高冷地に落ち着いたと考えられる。情報の少ない種である。
特記事項
日本固有種。