アナグマ
科名:イタチ科
地方名:むじな
学名:Meles meles

松山市カテゴリー:準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー:―
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:芝 実
撮影者:
- 種の特徴
- 頭胴長50㎝、尾長14㎝内外。タヌキに似ているが足の爪は長い。体毛は粗で黄褐色。夜行性で山林に穴を掘って住み、雑食性で果実やサツマイモ、それにカエルやトカゲなどを食べる。ハクビシンに比べ木には登れない。
- 分布市内
- 引地山・明神ヶ森・恵良山・北三方ヶ森。
- 分布市外
- 本州・四国・九州。
- 生息状況
- 20 ~ 30年前までは人里近くの山地の岩穴にタヌキと同じように普通に生息していたのに、現在はタヌキとハクビシンに比べて非常に少なくなった。目撃例も減少した。
- 減少の要因
- スギ・ヒノキの人工林の増大につれ、生息場所が縮小された。タヌキ・ハクビシンと生活圏が競合することで圧迫されて急激に数を減少した。
- 特記事項
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