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平成30年2月9日 「平成30年3月定例市議会当初予算案等」についてほか

更新日:2018年2月23日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:平成30年2月9日(火曜日)午前10時30分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:16人

議題

  • 「平成30年3月定例市議会当初予算案等」について
  • 「道後オンセナート2018グランドオープン」について

会見要旨

 それでは、本日の議題2件について説明します。
 まず、平成30年3月定例市議会当初予算案等についてです。ご承知のとおり、平成30年度の国の地方財政への対応は、地方の一般財源総額に地方税収の増を見込むなど平成29年度を上回る水準が確保されています。本市でも経済は緩やかな回復基調にあり、市税収入も一定堅調に推移する見通しである一方、社会保障関係経費の自然増や公共施設の老朽更新などで財政需要が増加し、子育て・教育環境の充実や防災・減災対策のほか地方創生の実現に的確な対応が求められており、今後も厳しい財政運営が見込まれています。
 そこで、平成30年度の本市予算編成では、平成29年度に続きゼロベースで事業を総点検して財源を捻出し、主要施策に有効に活用するなど持続可能な財政運営を堅持しつつ、特に3つの分野に重点的に取り組みながら「幸約」(公約)を着実に実現していきます。
 1つ目は、待機児童対策など子育て環境の充実や超高齢社会の到来に備えた健康寿命の延伸などの取り組み、2つ目は、中小企業の人手不足対策や商店街賑幸(振興)のほか道後温泉本館の保存修理工事への対応など地域経済の活性化に向けた取り組み、3つ目は、南海トラフ巨大地震などの大規模災害に備え、地域防災力の強化や耐震化を進める防災・減災の取り組みです。

 3つの重点分野ごとの主な取り組みは、まず、1つ目の子育てや超高齢社会への対応のうち子育て環境の充実では、平成30年4月の本市の保育施設と保育定員は、子ども・子育て支援新制度が始まる前の平成26年4月と比べ保育施設が56増加し、122施設、保育定員が1,891人増加し、8,086人 になる見込みです。この4年間で保育の受け皿を着実に拡充し、申込者数全体に占める入所待ち児童の割合も年々減少しています。松山市全体では入所待ち児童を受け入れる保育定員を確保できているものの、区域によっては保護者の利用希望と定員の状況にバラつきがあるため、平成30年度からは、依然保育ニーズが増加していることや全国的に保育士の確保が厳しい状況などを考慮し、新たにソフト面の支援に重点を置いて取り組みます。例えば、待機児童に占める割合が高い1歳児と2歳児を基準を満たした上で定員を超えて受け入れる場合や育休復帰時の入所予約制を導入した場合に、その施設へ支援するほか、配置基準以上の保育士などを配置している施設へは、助成する対象期間や対象施設を拡充します。また、私立幼稚園への就園奨励費の対象に満3歳児を追加するほか、市立幼稚園の預かり保育では長期休暇期間中の導入や平日の時間延長などで、子どもの預け先の選択肢を増やします。これらの取り組みで、子どもの受入体制をさらに整え、保育の質も高めていきます。
 そして、平成26年4月には64クラブでの運営だった児童クラブ室は、スピード感を持って整備を進め、平成30年4月には105のクラブで5千人を超える児童の受入を予定しており、今後もニーズに応じて整備します。加えて、クラブ運営費をベースアップするほか、支援員の経験に応じた処遇改善を行ったクラブへ委託料を加算して支援員を確保し、質をさらに高めます。また、妊娠期から子育て期にわたるさまざまなニーズにきめ細かく対応する拠点として子育て世代包括支援センターを北条や中島地区を含む市内5カ所で、今年7月を目途に開設します。
 このほか、急患医療センターへ出務できる小児科医が高齢化で減少しているため、市内の小児科医が不足する地域に新たに開業する場合、開業資金の一部を補助し、365日24時間の小児救急医療体制を堅持します。
 次に、超高齢社会に向けては、全国で団塊の世代が後期高齢者になる今から7年後の2025年に「3人に1人が65歳以上、また5人に1人が75歳以上」という超高齢社会を迎える中、高齢者がいつまでも健幸(健康)でいきいきと暮らせる健幸長寿社会の実現に向けて取り組みます。
 まず、高齢者がウォーキングや福祉まつりなど、市などが主催する特定の事業に参加した場合に試行的にポイントを付与します。高齢者が外出する機会を増やし、歩くことで身体機能の低下を防ぎ、健康への関心を高めるほか、会話や人とのつながりで、街の賑わいも創出します。
 また、本市の健康づくり事業に賛同する事業者との連携やヘルスボランティアの養成など子どもから高齢者までのライフステージに応じた健康づくりを進めるほか、国民健康保険に加入する40歳から74歳までの方を対象にした特定健康診査も引き続き無料で行うなど健康寿命の延伸につなげます。
 
 次に、2つ目の地域経済の活性化では、まず、本市の大半を占める中小企業が直面する人手不足の克服を総合的に支援する働き方改革支援プロジェクトを実施します。ITツールで業務を効率化し、離職を防止するなど職場環境を改善するほか、外部人材の活用などを進めます。加えて本市の融資制度を活用し、創業資金や設備資金を借り入れた中小企業者などを対象に利子補給制度を創設し、需要や雇用が新たに創出できるよう力強く支援します。
 また、花園町からロープウェー街にかけて商店街が一体的に行う集客イベントを支援するなど中心商店街の賑わいや回遊性をさらに高めます。
 また、本市が誇るかけがえのない宝である道後温泉本館の保存修理工事は文化庁の補助金を活用し、財源を確保しながら進めていきます。そこで、補助交付などの状況に応じて適切に対応できるよう、平成29年度3月補正予算で実施設計などの経費を、また当初予算で工事や設計監理などの経費を計上しています。今後、工事発注に向けては、設計図書の作成や契約事務で一定の期間を要するほか、工事契約の議案を上程する必要があり、建物を覆うなどの本格的な保存修理工事は、「平成31年1月以降」準備が整った段階で着手になると考えています。工事期間は営業しながら工事を行い、約7年の計画です。工事期間中の影響緩和策では冠山の「空の散歩道」に、足湯や休憩所など工事中の本館の全景を眺められる眺望スポットを整備したり、保存修理工事を観光資源化したりし、この期間にしか体験できない誘客策に取り組んでいきます。
 また、「道後オンセナート2018」を開催するほか去年12月にグランドオープンした道後温泉別館 飛鳥乃湯泉は温泉文化を発信する新たな拠点として、100年先も輝き続ける松山の新たな宝になるよう、道後温泉の魅力と合わせ、国の内外に情報発信し、道後をさらに活性化していきます。

 最後に、3つ目の防災・減災対策ではまず、本市の強みである地域防災力をさらに強化し、地震などの防災情報を学校の各教室に迅速に伝達するための機器を整備するほか、大規模災害発生時に医療救護活動を迅速に行うため、救護所などで使用する医薬品を計画的に確保します。
 また、災害時に指定避難所になる小学校・中学校で早期に給水ができるよう、応急給水栓の整備を島しょ部を含む9校で進めます。
 さらに、愛媛大学と連携し、引き続き大学生防災士を養成し、卒業後も防災の知識と実践力を兼ね備えた地域防災の牽引役として、地元で末永く活躍できる環境を整えるなど防災士の数が日本一を誇る本市の地域防災の取り組みを前進させます。
 次に、耐震化の強化では、上水道基幹管路は、新たに市之井手系導水管の整備に着手するとともに、東中島地区の老朽化した配水管を計画的に更新します。また、重要施設への給水ルートの耐震化は、計画より前倒しし、第2期計画として救護所になる小学校・中学校24校へのルートを整備します。

 次に、3つの重点分野以外の公約実現に向けた主な取り組みで、まず、公約の3つの柱のうち「健幸、健やかで幸せ」の分野で野外活動センターでは、災害の影響で現在使用できないローラースライダーを復旧し、魅力を高めるほか、「ふるさと松山学」先人伝のダイジェスト版を作成するなど特色ある松山の教育を進めます。
 また、疾病予防や胃がんのリスク要因などへの理解を深めてもらうため、新たに市立の中学2年生の希望者を対象にピロリ菌検査を行います。
 環境モデル都市としては、太陽光発電システムの設置補助はゼロ・エネルギー・ハウス、いわゆるZEHの設置者へ上乗せ補助を新たに導入します。

 次に、「賑幸、賑わいで幸せ」です。観光戦略の柱である「瀬戸内・松山構想」をさらに進めるほか、新たに大手企業などと連携した「食」の面での情報発信や、松山城での集客型イベントなどで国の内外からの観光誘客を強化します。
 農業の活性化では、イノシシなど有害鳥獣の農作物被害を軽減するため、今年度策定する被害防止計画を2つの地区で計画を実行に移すなど集落が主体で被害防止活動を進めます。
 スポーツや文化の振興では、まず、えひめ国体で高まったスポーツ振興への機運から、県や県内市町と連携し、野球をさらに振興するほか、オープンウォータースイミング大会の開催や2019年ラグビーワールドカップのチームキャンプ地と2020年東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ地を誘致します。
 また、俳句ポスト設置50周年や「坊っちゃん文学賞」の30年間の軌跡などを生かし「ことばと文学のまち」を未来へつなげます。

 最後に、「幸共、幸せを共に」です。私が特に思いを持って取り組んでいるタウンミーティングはこれまで106回を数え、今後も市民の皆さんとの直接対話を重ね、相互理解や連携をさらに深めていきたいと考えています。
 また、フライブルク市との姉妹都市提携30周年を記念し、代表団を迎えるほか、去年10月に協定延長の再調印を行った友好交流都市の台北市とは、2つの松山空港を結ぶチャーター便の5周年記念事業などで、さらに交流を進めます。
 そして、松山創生人口100年ビジョン先駆け戦略に基づき民間主体の推進組織を支援するなど、引き続きオール松山で人口減少対策に取り組みます。

 こうした主要な取り組みをはじめ、市民の皆さんが「幸せ」を実感できるそれぞれの分野で施策の遂行に配意した予算を編成した結果、平成30年度当初の一般会計の予算は、総額で1,783億円になり、前の年度と比較すると19億円、率では 1.05% 下回っていますが、平成29年度は、64年ぶりに愛媛県で国体が開催され、本市でも関係経費を23億4千万円計上していましたので、この国体の特殊事情分を差し引いて前の年度と比較すると、4億4千万円の増になっています。
 加えて、平成29年度3月補正予算では、国の補正予算を活用しながら、小学校へのエアコン整備や障害者支援施設の新設や増設への支援をはじめ、道後温泉本館保存修理工事の実施設計や企業立地促進奨励金の交付のほか、地籍調査や公共交通利用促進環境の整備などに取り組みます。
 そのほか、別号議案では消防団員を増員するため松山市消防団条例の一部改正や、コンビニエンスストアなどで印鑑登録証明書などの交付を今年の秋頃に始めるため松山市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正議案などを提出する予定です。

 次に、「道後オンセナート2018」グランドオープンについてです。平成26年に本館改築120周年を記念し開催した「道後オンセナート2014」は、それ以降も道後アートとしてアート事業を継続し「おんな一人旅に人気の温泉地ランキング」で4年連続全国第1位になるなど、女子旅の聖地として若い女性をはじめ、多くの方々に好評をいただいています。去年9月2日にプレオープンした、4年振りのアートの大祭「道後オンセナート2018」は、いよいよ今年、4月14日(土曜日)にグランドオープンします。平成31年2月末まで、全国に例を見ない18カ月の長期にわたる開催です。キーワードは「オマージュ」(賛歌)で、参加アーティストは、既に公表している17名に、新たに8名が加わり、合わせて25名になります。今後も、参加アーティストは増える予定です。作品やイベントは、これまでの14作品に加え、4月14日以降は新たに18作品が展開され、合わせて32の設置型の作品やイベントを実施します。
 4月14日(土曜日)から来年2月28日(木曜日)のフィナーレまで展示される新たな作品やイベントの一部を紹介しますと1つ目、現代美術家の大巻伸嗣さんの3作品です。

 まず、「道後オンセナート2018」グランドオープン当日には、「Memorial Rebirth」と題して、無数のシャボン玉が宙を舞い、見慣れた景色を光で満たされた空間へと変貌させるアートパフォーマンスを道後温泉別館 飛鳥乃湯泉中庭で行います。そして、道後温泉 椿の湯の東側入口に、ねぶたの技法を用いた椿の花の彫刻を展示します。6月からは、松山市の市の花「椿」をモチーフに人が内部に入ることもできる大輪の立体作品を飛鳥乃湯泉の中庭に誕生させます。

 2つ目、彫刻家の三沢厚彦さんは、昔あった「道後動物園」へのオマージュで、現在振鷺亭前に3メートルのクマのブロンズ彫刻を展示中ですが、さらに、振鷺亭の内部に「アニマルハウスin道後」と題し、道後温泉本館の振鷺閣をイメージした立体やクスノキの丸太から掘り出された木彫りの動物たちや絵画などの空間が生まれます。三沢さんと親交の深いアーティスト3名が友情参加し、道後で滞在しながら制作します。滞在期間など詳細は決まり次第お知らせします。

 3つ目、アーティストの鈴木康広さんは、国の内外で大型企画展に参加し続けている人気のアーティストで、道後では、代表作「空気の人」の展示や、定番人気の体験型アート作品「まばたき照明写真」などを展示する、ホテルプロジェクト作品を展開します。

 4つ目、ダンサーの田中泯さんが、4月27日(金曜日)と29日(日曜日)の2晩限りのイベントで日常に存在するあらゆる場に、固有の踊りを即興で踊る「場踊り」を披露します。初日は、「踊り念仏」で生命あるものを救った一遍上人ゆかりの宝厳寺で、二日目は、正岡子規へのオマージュで、子規記念博物館南側の道後公園内で実施します。

 5つ目、特別参加作品、「道後温泉」と「銀座三越」の浴衣アートプロジェクトです。陶芸家でアーティストの鹿児島睦さんは新作図案と伝統的な染色技法で、オリジナル浴衣を制作し、5月16日(水曜日)から会期中、道後温泉の旅館やホテルで貸し出します。浴衣での湯めぐりや街歩きを楽しんでいただけます。

 来年2月28日(木曜日)道後オンセナート2018のフィナーレまでの会期中、魅力あふれるアーティストたちの渾身の作品が道後の街を彩ります。アートの街として、さらに熱気あふれる道後温泉に多くの方にお越しいただき、地域を活性化したいと考えています。

 私からは以上です。 

質疑応答

【道後温泉本館保存修理工事】
(記者)
「早くても、今年の秋、以降」のスケジュール感は?
(市長)
先ほども申し上げましたが、平成29年度の3月補正予算で実施設計や準備工事などの経費を、当初予算で工事や設計管理などの経費を計上しています。今後、工事の発注に向けては、設計図書の作成や契約事務で一定の期間を要します。また、工事契約の議案を上程する必要がありますので、建物を覆うなどの本格的な保存修理工事は、平成31年1月以降、準備が整った段階で着手することになると考えています。
(記者)
工事期間はこれまでどおり7年程度か?
(市長)
そうです。
(記者)
「来年1月以降」も、「早ければ今年秋以降」の中に入るが「今年秋」はなくなった説明と所感は?
(市長)
工事に入るためには先ほど申し上げたように、実施設計や準備工事っていうのをやっていかないといけません。そして工事や設計管理などの経費を計上して議員の皆さんにも審議をしてもらわないといけません。そういう事務的な手続きを積んでいくと、どうしてもその平成31年の1月以降になります。
(記者)
文化庁の予算の関係ではなく、松山市が準備に時間を要するからか?
(理財部長)
市長の方から説明ありましたように、文化庁の補助を活用して事業をする関係上、先ほどおっしゃられたように、国の内示に沿うのが遅れることによって、どうしても遅れてしまうということが大きな要因になっています。
(記者)
一番大きな要因は文化庁の予算の関係か?
(市長)
そうですね。国の重要文化財ですから、やはり文化庁さんの補助も頂きながらやっていくことが、市単独で全部となると厳しいですから、やはり国の文化庁の補助も頂きながら進めていきたいと思っています。

【道後オンセナート2018】
(記者)
イベントを通じての活性化策と意気込みは?
(市長)
これまでの経緯で申し上げますと、道後温泉活性化担当部長はもともとあったわけではありません。平成24年度に設けたものです。平成24年度に道後温泉活性化担当部長を配置しまして、道後オンセナートに代表されるアート事業や、また道後温泉別館 飛鳥乃湯泉の建設など、本館だけに頼らないまちづくりを進めてきました。そのように、その頃から積み上げてきています。そして、今、平成29年度進行中ですから、平成28年度が最新のデータになりますが、平成28年度の道後温泉地区の宿泊者数は約96万人で、これは平成13年以降で最高の記録になります。これまでの成果が表れていると感じています。
これまでの記者会見でも申し上げていますけれども、この道後温泉の保存修理工事は、次の世代、子どもや孫の世代にこの松山の宝である道後温泉本館を引き継いでいくための工事なんですね。そして、今建物は124年経っています。子どもや孫の世代に引き継いでいこうと思ったら、やはり保存修理の工事が必要になるわけです。ですから、やらなければいけないことなので、もう市民の皆さんがうつむいて工事だよねって言ったのでは、うつむいているだけではアイデアも出てこないと思いますし、やはり皆さんで乗り越えていくことが大事だと思いますので、ピンチをチャンスと捉えて、行政だけではなくて道後地区の方々ですとか、皆さんで、松山の宝ですから松山市全体で乗り越えていきたいなと思っています。市民の皆さんお一人お一人でもできることがあります。「今、道後アートやってますよ」っていうのが発信されるのと発信されないのでは違う。「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉ができましたよ」、これは市民の皆さんでも発信していただけることだと思うんですけども、発信されないのと発信されるのでは違うと思っています。市民の皆さんお一人お一人も、できることがあると思っています。ピンチをチャンスと捉えて乗り越えていきたいと思っていますし、冠山の空の散歩道は工事中の本館の全景を眺められる眺望スポットになりますから、足湯や休憩所を整備する、またオープンキッチンというような言い方もありますけど、オープン工事現場というような考え方で、工事の見学会を開催するなど来訪者の満足度を高めていきたいと思っています。
(記者)
地元は工事の時期が後ろ倒しになるのは不安では?
(市長)
2つあると思います。子どもや孫の世代にこの松山の宝である道後温泉本館を受け継いでいかないといけないっていうことと、地域経済への影響はできるだけ避けていきたいという思いと。その中で判断をしています。先ほど申し上げた国の補助金を活用していくのも必要なことですし、松山市単独の予算だけではやはり苦しいですから、必要なやるべきことを適切に積み上げていきたいと思っています。

【予算編成方針】
(記者)
昨年度の子規・漱石生誕150年やえひめ国体のようなイベントが今年はない中、今年の予算の編成方針は?
(市長)
節目のことでおっしゃいましたけれども、節目はあります。明治150年があります。これは全国でやっていくイベントになります。明治150年のイベント。また秋山真之生誕150年になりますので、小説『坂の上の雲』の主人公の一人である秋山真之さんの150年です。子規さん、漱石さん生誕150年もしましたように、秋山真之さんという人物も「智謀湧くが如し」と言われました、秋山真之さんという松山の先輩のお人柄を知っていただきたいと思っています。
(記者)
歳入で扶助費など中期長期的なものが減ってきている財政状況への所感は?
(市長)
これは松山市だけではないです。他の市長さんたちと県外の市長さんも含めて話をしますが、どこも地方公共団体は、苦しいですね。少子、子どもの数が少ない。働いて税金を納めてくださる人の数は減っていく。また高齢、少子高齢社会で高齢。医療福祉介護にかかるお金はますます増えていく。そして国自体が1,050兆円だったですかね、1千兆円を超える借金を抱えているとよく言われますけれども、これでは地方に回ってくるお金がこれから増えるとはとてもとても考えにくいので、そういう限られた予算の中でやっていかないといけないですよね。片や入ってくる分は少なくなるでしょう。医療介護福祉でかかる部分は増えていくでしょう。ですから、本当に今回もそうしたように、ゼロベースで考えると。そして、メリハリをつけた予算編成にもうせざるを得ないというのが実情ではないかと思います。高齢化というのは松山市だけの問題ではありませんから、国全体での話になります。1,700の市区町村が悩んでいるということになりますから、これは市のやるべきこと、国のやるべきことっていうのがあると思います。国の方でしっかりと道筋をつけていただきたいと思っています。
(記者)
捻出した額からすると事務事業の見直しそのものが厳しくなってきているのでは?
(市長)
ある程度どうしてもしょうがない面があるんですね。1年目にゼロベースで考えますと、まず絞ります。その中からもう一回絞るということになりますから、額としてはどうしてもそういう傾向にならざるを得ないというところがあるかと思いますが、よく職員の皆さんに申し上げているのは「知恵と工夫と連携と」ということで、引き続き、知恵を凝らしながら、工夫をしながら、また、民間の皆さんとの連携、地域の皆さんとの連携をしながらですね、とにかく我々がすべきことは一人でも多くの方、市民の皆さんに笑顔になっていただくことなので、知恵と工夫と連携をしながら、やっていくしかないと思っています。
(記者)
二期目最後の当初予算編成で、特に所感や注力したことは?
(市長)
私が二期目の市政を担わせていただいて、四年の任期を締めくくる年になりましたので、これまでにも増して、これまでにも増して、公約の実現にこだわったということになります。例えば子育て・教育で言いますと、待機児童対策ですとか、保育の質の向上であったり。健康寿命の延伸に持っていきたいので高齢者の「いきいきチャレンジ」ですとか。タウンミーティングなどでも皆さんと、また地区行事などでも皆さんとお話をすることが多々あります。中小企業の人手不足対策ですとか。中心商店街、大街道や銀天街、全国の商店街に比べると空き店舗率はだいぶ健闘してますので、やはりこの松山の中心商店街があるっていうのがまた一つの宝だと思いますので、中心商店街の活性化ですとか。児童クラブもお子さんの居場所で大事な場所です、児童クラブの支援員の処遇改善ですとか。子育てに悩まれている方がいらっしゃいます、子育て世代包括支援センターの創設ですとか。小児救急医療の体制確保したいです、小児救急医療の確保、開業資金の補助ですとか。高齢者が外出する機会を創出するですとか。
大きく三本柱になりますけれども、一本目の柱が今申し上げた「子育てや超高齢社会への対応」、2つ目の柱が「地域経済の活性化」、3つ目の柱が「防災・減災対策」ということになります。「地域経済の活性化」でいうと先ほど申し上げた中小企業の人手不足対策ですとか、中小企業の資金貸付、利子補給制度の創設っていうのも地域経済の活性化。そして、中心商店街の活性化、これは花園町からロープウェ−街にかけての一体的なイベントです。道後温泉地区の活性化は先ほど申し上げたようなこと。「防災・減災対策」、これはタウンミーティングでも皆さんから声を頂いていましたが、小学校・中学校・幼稚園・保育園で地震などの防災情報を学校などの各教室へ迅速に伝達するための施設整備ですとか。やはりいざというときに避難してくるのは小学校・中学校ですから、給水ルートの確保ですとか。先ほど申し上げた三本柱、特に公約の実現にこだわったということになります。

【乗用車の暴走対策】
(記者)
進捗は?
(市長)
これまでの経緯ですけれども、1月15日に松山市の対策案を地元商店街へ提案しています。1月30日に地元から「松山市の早急な提案に感謝する。地元としても車止めを活用して安全安心なまちづくりに取り組んでいきたい」と回答を頂きました。現在設置に向けて準備を進めているところです。現在工事発注に向けて手続きを進めていまして、車止めは受注生産と聞いていますので、完成時期はまだ確定できていませんが、出来るだけ早くと考えています。
(記者)
車止めでの対応か?
(市長)
はい、私どもから提案した3カ所に車止めを3本ずつ程度設置をするという予定で動いています。
(記者)
設置費用は商店街負担か?
(市長)
設置費用は松山市が負担します。運用管理は地元商店街にお願いをしたいと考えています。場所は一番町側の大街道の入り口、千舟町側の大街道、銀天街入り口の合計三カ所に設置する案を提示をさせていただいています。これは緊急車両の通行や地元の方々などへの影響を考え、昇降式の車止めを提案しているというかたちになります。
(記者)
期待することは?
(市長)
先ほど申し上げましたけれども、中心商店街というのはそれこそ小さなお子さんから、おじいちゃん、おばあちゃんまで中心商店街、特にアーケードがありますから、雨の日でも雪の日でも寒い日でも暑い日でも、快適に買い物が楽しめる場所だと思っています。それが付くことによってまた安全で安心した、買い物が楽しめる場所になると思っています。

※質疑応答は内容を要約しています。

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