蚊の発生予防対策について
更新日:2023年6月8日
蚊は刺すだけでなく、デング熱・日本脳炎等さまざまな感染症を媒介する場合もあります。
蚊が媒介する感染症のまん延を未然に防止するためには、平常時から地域全体で蚊の発生抑制に取組むことが大切です。
蚊は、主に一週間以上水が溜まった場所から発生します。蚊に悩まされている方の近くには、必ず水の溜まるところがあります。
早めに発生源をなくしましょう。
蚊の生態
蚊は卵を水際に産み(1回に100程度)、約3日で幼虫(ボウフラ)になります。水中で約1~2週間生息したのち、成虫になります。(成虫の寿命は約1カ月)
発生場所と対策
草や木が茂っていると、蚊の絶好の隠れ場所になります。
また、吸血する蚊はメスのみで産卵に必要なためです。(オスは吸血しません)
蚊の卵やボウフラにとっては、葉に溜まる水滴程度の水溜りで十分生息できます。
蚊を減らすにはボウフラの発生場所を無くすことが最も重要です。下表を参考に対策を実施してください。
発生しやすい場所 | 対処方法 |
---|---|
植木鉢の受け皿 | 使用していない受け皿は裏返す |
バケツ、ジョウロ | 水が溜まらないように裏返す |
古タイヤ、放置された物や子供 の遊具 |
片付けるか水が溜まらないように穴をあける |
雨どい | 詰まったゴミなどを取り除く |
排水マス・雨水マス(敷地 内にあるもの) |
1週間に1回点検し、清掃する |
池、使用していない小規 模プール |
魚を飼う(ボウフラが餌になります) |
