災害時の給水
更新日:2020年12月11日
地震などの災害で水道施設が被害を受け、ご家庭に水道水を供給できなくなった場合、「応急給水拠点」(注1)で給水車や応急給水栓などから水道水をお配りします。なお、発災時の応急給水拠点の開設状況については、広報等でお知らせします。
(注1)「応急給水拠点」とは、松山市が指定避難所に選定している小中学校及び救護所のことです。
※各応急給水拠点の地図はe〜よまちナビ(外部サイト)から検索してください。
災害時に水道水をお届けする方法
応急給水栓
応急給水栓にホースと組み立て式蛇口を取り付けることで、給水することができます。
給水車
松山市公営企業局には、水道水を2,000リットル積める給水車が2台あります。車両背面に複数の蛇口があり、ポリタンクなどに給水することができます。
側面
背面
緊急用貯水槽
松山市内4カ所(注2)の小中学校に5万リットルと10万リットルの緊急用貯水槽を設置しています。
貯水槽は地下に埋まっており、ポンプを取り付けて、給水することができます。
災害時にいち早く給水できるように、毎年訓練を行っています。
(注2)4カ所の内訳は「新玉小学校」・「雄郡小学校」・「勝山中学校」・「道後中学校」です。
設営訓練
設営訓練
給水タンク
松山市公営企業局は、1,000リットルの様々な給水タンクを64基保有しています。
水道水を満たした状態で応急給水拠点に運搬する「タンク式」と、応急給水拠点で組み立てた後に水道水を補充する「組立式」があります。
どちらも蛇口のハンドルを回すだけで給水することができます。
タンク式
組立式
ボトルドウォーター
島しょ部など緊急時に迅速な対応が難しい地区には、松山市が指定避難所に選定している小中学校へ事前にボトルドウォーターを配備し、災害時にお配りする予定です。
ボトルドウォーター
水を運ぶ容器を準備しましょう
給水車や応急給水栓などから水道水を受け取るための容器が必要です。ご家庭で非常用飲料水袋や飲料水用タンクなどを準備してください。
非常用飲料水袋
使わない時は折りたたむことができるので、非常用持出袋の中に入れておけます。
背負うタイプは、運ぶときに両手が使えるので便利です。
手提げタイプでも、リュックに入れれば同様に運べます。
背負い式給水袋
飲料水用タンク
便利なコック付きのものもあります。
タンクは水を入れると重くなるので、キャリーカートを用意するなど、家まで運ぶ方法を考えておきましょう。
飲料水用タンク
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お問い合わせ
水道管路管理センター
〒790-0042 愛媛県松山市保免中三丁目5-15 水道管路管理棟2階
電話:089-989-8472
E-mail:kg-kanrokanri@city.matsuyama.ehime.jp
