避難所運営管理マニュアル

更新日:2024年4月1日

目的

 大規模な災害が発生した場合には、家屋の損壊やライフラインの途絶等により自宅での生活が不可能な被災者が多数発生するため、避難所での長期間にわたる共同生活が必要な事態となることが予想されます。
 この場合、避難所を開設する市と避難住民が協力しながら、避難生活での混乱を出来るだけ予防するとともに、困難を少しでも減少できるようにすることが必要です。
 このマニュアルは、避難所において発生することが予想される課題の内容や範囲をあらかじめ示し、いつ、誰が、何を、どのように行うべきかを理解することにより、円滑な避難所の運営が行われることを目的としています。

マニュアルの構成

 避難所で実施すべき業務は多種多様です。食料や飲料水の提供からごみ処理等の衛生管理まで生活全般の広い範囲にわたります。また、同じ業務でも責任者や当番となった場合等、立場や関わり方で違いが出てきます。 さらに、業務にあたる人の負担を軽減するためには出来るだけ交替で実施するなど、避難者、市担当者、施設管理者が協力して対応することが必要です。
 このマニュアルは、対応する人の立場等に応じて参照できるよう、下に示すような4つの部門で構成しています。

第1章 基本方針
第2章 実施すべき業務の全体像
第3章 個々の業務の実施細則
様式

マニュアルの使い方

 このマニュアルは、事前に全体を通読することにより避難所での業務の全体について理解が得られるようにするとともに、実際の業務で利用する場合においても、立場や担当する業務に応じて必要な情報が迅速に得られるよう構成しています。

マニュアルの改定

 このマニュアルは、今後の災害の経験や訓練での成果等を踏まえて、より実効性のあるマニュアルとなるよう継続的に見直します。

  • 平成20年3月策定
  • 平成24年5月の改定について

 組織変更に伴い、課名などを修正しました。

  • 平成30年3月の改定について

 過去の災害において、男女共同参画の避難所運営、プライバシーの確保、女性や要配慮者への配慮、避難者の健康管理の課題が指摘されたことから、これらについてマニュアルの内容を見直しました。
 また、新たに概要版を作成し、基本方針、避難所運営委員会の各班の役割、初動チェックリスト、避難所レイアウトの例を示しました。

  • 令和2年3月改定について

 避難者の生活の質に関わるトイレや寝床等の環境改善を図り、要配慮者の方や性差の違いによるニーズの違いに配慮するとともに、多様な人々が避難所運営に関わることができるよう見直しをしました。

  • 令和6年4月改定について

 避難所での感染症対策の実効性を向上するために、内容の見直しや資料の追加をしました。それに伴い、令和2年5月に策定した避難所運営管理マニュアル(新型コロナウイルス感染拡大防止編)を廃止いたします。

避難所運営管理マニュアル

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お問い合わせ

危機管理課

〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館5階

電話:089-948-6794

E-mail:kikikanri@city.matsuyama.ehime.jp

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