地籍調査(ちせきちょうさ)キッズページ

更新日:2021年4月1日

地籍調査(ちせきちょうさ)は、一つずつの土地について、もっている人の名前や、その土地が何につかわれれいるのかをしらべたり、おとなりとのさかい目の土地をもっている人に(たし)かめてもらって、その土地の大きさを(はか)ったりした、その結果(けっか)記録(きろく)しているしごとなんだよ。

いま、土地のあるところを調(しら)べるために使われている公図(こうず)という地図の多くは、なんと100年以上(いじょう)も前に作られた地図がもとになっているんだ。
だから、実際(じっさい)の土地とくらべると、土地のさかい目や大きさが、あいまいなものが多いんだ。
そこで、地籍調査(ちせきちょうさ)をおこなって、正しい土地の記録(きろく)を作っていっているんだ。

地籍調査(ちせきちょうさ)結果(けっか)は、法務局(ほうむきょく)という土地の記録(きろく)をしているところに送られるんだ。
そして、みんなの生活に次のように役にたつんだよ。

1 土地を売ったり買ったりするときに、おとなりとの土地のさかい目がわかるので、安心(あんしん)して土地を売ったり買ったりできるようになるよ。
2 大きなじしんや土砂(どしゃ)くずれなんかがおこっても、おとなりとのさかい目をもとどおりにできるんだ。
3 正しい土地の大きさがわかるから、土地にかかる税金(ぜいきん)を正しくはらってもらえるようになるよ。
4 新しく公園(こうえん)(みち)を作るときに、役にたつよ。

地籍調査(ちせきちょうさ)は、さいしょに調査(ちょうさ)する町を決めてから、次のような順番(じゅんばん)ですすめていくんだ。

1 調査(ちょうさ)計画(けいかく)準備(じゅんび)をします。
2 土地をはかるときに元となる点をつくります。
3 土地をもっている人に立ち会ってもらって、もっている人の名前や、その土地が何に使われているのかなどを調べて、さかい目を(たし)かめます。
4 (たし)かめた土地の大きさを(はか)ります。
5 いままでの調査(ちょうさ)結果(けっか)を、土地をもっている人に見てもらってから、法務局(ほうむきょく)記録(きろく)する書類(しょるい)を作ります。

ひとつの町の調査(ちょうさ)に、3年以上(いじょう)かかるんだ。
しらべた結果(けっか)は、国の大臣(だいじん)にOKをもらって、そのあと「法務局(ほうむきょく)」に送られて、正しい地図や土地の大きさが記録(きろく)されるんだよ。

松山市のなかで、昔の北条市(ほうじょうし)中島町(なかじまちょう)などでは、調査(ちょうさ)はおわっているんだ。
でも、ほとんどの町では調査(ちょうさ)をしていなかったから、平成(へいせい)15年からもう1回調査(ちょうさ)をはじめたんだよ。
ぜんぶのまちの調査(ちょうさ)がおわるのには、だいたい50年くらいかかるんだ。
だから、みんなで力をあわせてすすめていきたいね。

お問い合わせ

都市生活サービス課

〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館7階

電話:089-948-6256

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