大きく農業・水産業の2つの担当に分かれていて、くわしくは下のような仕事をしています。
農業担当って、どんな仕事をしているの?
松山市では、温暖な気候をいかして、お米や野菜、果物や卵などが生産されています。
農業は私達の食べ物を作る以外にも、水田や畑を管理することによって地域の環境も守っています。
この大切な農業がこれからも続いて、安全でおいしい食べ物が私達に届くように、作物がうまく育つように考えたり、新しい作物を取り入れたりしています。
また、このできた作物が地元の人達に食べてもらえるように取り組んだりしています。農業の後継ぎとして必要な知識や技術を身につけるため、勉強会や交流会を行っています。
良い農地を確実に手に入れたり、役に立つように利用したり、施設を整備したりして、農業の経営を安定させたり、もっと盛んに行えるように努力しています。
水産業担当って、どんな仕事をしているの?
魚や漁港について、つぎのような仕事をしているよ。
- 魚を増やす…魚は卵を数多く産んでいますが、そのほとんどが子供の魚になるまでに死んでしまいます。そこで、子供にまで成長させた魚を海へ放しています。これを「種苗放流」といいます。松山市は、メバル、カサゴ、アマゴ、キジハタなどの魚の子供を放流しています。
- 魚の住みかをつくる…海の中で、海底から突き出た岩山のようなところに魚が多く集まってきます。こうした魚の習性を利用し、コンクリートブロックや鉄でつくった魚礁などを海に沈め、魚の住みやすい環境をつくっています。
- 魚を減らさず獲る…漁師さんは魚などを獲ることが仕事ですが、小さな魚を獲らないようにしたり、漁を休む日を増やしたり、漁をする場所を決めたりして、限られた資源(魚介類)を自分たちで管理しながら漁をしています。
そのほか、分からないことがあったら何でも聞いてね。