「木村家住宅主屋」ほか3棟が国の有形文化財(建造物)に登録されます

更新日:2018年11月9日

発表内容

内容

 文化審議会は平成30年11月16日(金曜日)に開催する文化庁文化審議会文化財分科会の審議と議決を経て、松山市三津一丁目に所在する「木村家住宅主屋」「木村家住宅離れ」「木村家住宅土蔵」「木村家住宅風呂」の計4棟の建造物を国の有形文化財(建造物)に登録するよう文部科学大臣に答申しました。
 後日、官報告示を経て、松山市内の登録有形文化財(建造物)は、合計14件になる予定です。

答申日

平成30年11月16日(金曜日)

答申された有形文化財

1.種別 登録有形文化財(建造物)
2.名称 木村家住宅主屋 1棟,木村家住宅離れ 1棟,木村家住宅土蔵 1棟,木村家住宅風呂 1棟
3.特徴など
 木村家住宅は、港沿いの裏通りに西面して建つ町屋で明治14年に建設された建造物です。
 主屋は建ちの高い出桁造の二階建てで、上下階とも正面に出格子が入っています。内部は南に広い土間、北一列にミセと座敷を二間配し、二階は広間を設けています。
 海に面する敷地背面の北隅に切妻造二階建ての離れ、南半に切妻造二階建ての土蔵が並んで建ち、海沿いの屋敷構えを形成しています。
 主屋背面の南端と土蔵の間に建つ風呂は大正期に改築された片流れ屋根の平屋建てで、内壁を装飾タイル張りにするなど地域名士の暮らしを伝えています。
 このように、木村家住宅4棟は、明治から大正期の港町三津の様相を伝える貴重な建造物です。
4.所有者 個人
5.所在地 松山市三津一丁目63ほか

現地取材

平成30年11月12日(月曜日)10:00から12:00の間、管理人が対応します。
※木村家住宅は個人所有で、通常留守です。

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お問い合わせ

課名:教育委員会事務局文化財課
所在地:松山市三番町六丁目6番地1
課長:沖廣 善久
担当執行リーダー:岸見 泰宏
電話:089(948)6891
E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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2018年11月

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