大阪府北部地震を受けて、市立の小学校・中学校と幼稚園を対象にしたコンクリートブロック塀の一斉点検結果を報告します

更新日:2018年6月22日

発表内容

目的

 大阪府北部を震源とする地震を受けて、児童生徒の安全確保をするため、市立の小学校・中学校と幼稚園を対象に、学校周辺の道路沿いに設置されているコンクリートブロック塀や工作物などの安全点検を実施した結果を報告します。

点検内容

(1)基本性能(壁の高さや設置位置など)
(2)壁体の外観(傾きやひび割れなど)
(3)耐力点検(ぐらつき)
※社団法人全国建築コンクリートブロック工業会の点検表をもとに、建築基準法等法定の適合を確認しました。

点検施設

市内小学校54校、中学校29校、幼稚園5園 合計88施設

点検期間

平成30年6月19日(火曜日)から平成30年6月20日(水曜日)

点検結果

点検した全施設が建築基準法等法定に適合しており、現時点で倒壊の危険性がある施設はありませんでした。

【プールにブロック塀のある学校】
●小学校 8校
(浅海小S53・宮前小S49・余土小S56.3・石井小S50・味生小S62・垣生小S62・荏原小S45・石井東小S54)
●中学校 4校
(拓南中S54・鴨川中S50・湯山中S53・西中S55)

※法令の高さや形状に適合していませんが、「鉄筋」は探査機で基準通りであること、また、構造計算でも安全性が確認でき、構造関係の規定には適合していました。(根拠法令:建築基準法施行令第62条の8)

【他のブロック塀】
●法令の適用のないS45年以前に築造されたもので、現行の基準ではブロック塀の高さと控壁の対策が必要なブロック塀が素鵞小と三津浜小の一部にありました。
(これまで専門家の安全点検で危険性は指摘されていません)
●その他、建築基準法に適合し、倒壊の危険性はありませんでした。

今後の対応

●プールのブロック塀は、安全性が確認できていますが、今後、老朽化が進むことや、児童生徒や通行する方々の安心と安全を確保するため、プール使用期間終了後、順次、改修工事を実施する予定です。
●素鵞小と三津浜小の一部のブロック塀は、安全性は確認できていますが、大地震の際に倒壊する可能性があり、念のため、児童生徒や通行する方々が近づかないよう貼紙などで注意喚起し、速やかに撤去する予定です。

お問い合わせ

学習施設課
〒790-0003 愛媛県松山市三番町6丁目6番地1 第4別館1階
課長:鷲谷 浩三
担当執行リーダー:栗原 英弥
電話:089-948-6873
E-mail:kygakushu@city.matsuyama.ehime.jp

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2018年6月

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