「道後オンセナート2018」プレオープン作品、絵描き 淺井裕介「豊かさ」、「土の星の人」の泥絵の展示を開始します

更新日:2017年12月12日

発表内容

目的

 プレオープン中の道後オンセナート2018のパブリック作品である、絵描き 淺井裕介さんの泥絵「豊かさ」、「土の星の人」の展示が、道後温泉 椿の湯のリニューアルオープンに合わせて始まります。

展示期間

平成29年12月26日(火曜日)から平成31年2月28日(木曜日)

展示場所

道後温泉 椿の湯1階ロビー (松山市道後湯之町19番22号)

淺井裕介さん  
(c)Yusuke Asai, Courtesy of URANO, Photo by Yosuke Takeda

作品説明

絵を描く土地の土と水を使用した「泥絵」で知られる淺井裕介が、2017年7月に10日間道後で滞在制作した新作を公開します。これまで国内外で採取した土に加え松山、道後の土を用いて、縦6.8m× 横2.8m のバナーによる作品2 点を制作。人間と様々な動植物、水と大地、道後の自然と文化と歴史が織りなすイメージの断片、あらゆるものの生命が自由奔放に描かれ、淺井が「自分の代表作」と語る作品が完成しました。

【淺井裕介プロフィール】
絵描き。1981年、東京都生まれ。個人のアトリエでの制作と並行して、2003年よりマスキングテープに耐水性マーカーで植物を描く「マスキングプラント」の制作を開始。また、滞在制作する各々の場所で採取された土と水を使用し、動物や植物を描く「泥絵」や、アスファルトの道路で使用される白線素材のシートから動植物の形を切り出し、バーナーで焼き付けて制作する「植物になった白線」など、条件の異なったいかなる場所においても作品を展開する。近年は立て続けに10mをゆうに超える泥絵の大作を発表して注目を集めた。淺井の描く動植物たちは多くの場合画面に隙間なく併置され、大きな動物の中に入れ子状に小さな動物が現れたりと、ミクロの中にマクロが存在するこの宇宙の生態系を表しているようでもある。近年の主な個展に彫刻の森美術館での「淺井裕介 ― 絵の種 土の旅」(2015-2016年)。また、ヴァンジ彫刻庭園美術館での「生きとし生けるもの」(2016年)、「瀬戸内国際芸術祭」(2013-2016年・犬島)、「越後妻有アートトリエンナーレ2015」、ヒューストンのRice Gallery での個展「yamatane」(2014年)など国内外のアートプロジェクトに多数参加している。2014年には第24回タカシマヤ美術賞、2012年には第61回神奈川文化賞未来賞、2009年には「VOCA展2009」(上野の森美術館)大原美術館賞を受賞。

報道機関現地説明会

 平成29年12月22日(金曜日)10:00~12:00 道後温泉 椿の湯の現地説明会で、作品を説明します。
 

道後オンセナート2018

平成26年に道後温泉本館改築120周年を記念してアートフェスティバル「道後オンセナート2014」を開催しました。その後もアートフェスティバルを継続し、平成29年9月から、4年振りにアートの大祭「道後オンセナート2018」を開催します。コンセプトテーマは2014年に引き続き、「アートにのぼせろ ~温泉アートエンターテイメント~」。<オマージュ>(賛歌)をキーワードに、約20名のアーティスト作品が道後の街を彩ります。
【会期】平成29年9月2日(土曜日)から平成31年2月28日(木曜日) 18カ月間
    プレオープン 平成29年9月2日(土曜日)、グランドオープン 平成30年4月14日(土曜日)
【主催】道後オンセナート実行委員会 【共催】道後温泉旅館協同組合、道後商店街振興組合、松山市
 

お問い合わせ

道後温泉事務所
〒790-0842 松山市道後湯之町5-6
担当課長:金森 和久
担当執行リーダー:岡 健二
電話:089‐921-6161
E-mail:dogoonsenart@city.matsuyama.ehime.jp

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2017年12月

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