釣島灯台が2017年度「恋する灯台」に認定されました
更新日:2017年6月2日
発表内容
目的
灯台を「ふたりの未来を見つめる場所」とし、ロマンスの聖地として再価値化する恋する灯台プロジェクトで、釣島灯台が「恋する灯台」に選ばれました。全国で30カ所、愛媛県内では2カ所目、松山市内(26カ所)では初めての認定です。
今後は、松山市が「恋する灯台のまち」として、「恋する灯台」ワークショップの実施や恋する灯台サミットへの参加を予定しています。
恋に悩み、夢に迷ったとき、釣島灯台を訪れてみませんか?夢見るチカラ、恋するチカラを与えてくれるかもしれません!
認定日
平成29年6月1日(木曜日)
審査基準
釣島灯台吏員退息所と倉庫2棟
【P】PLACE(場所)…非日常感
【H】HISTORY(歴史)…物語感
【A】ACCESS(道のり)…到達感
【R】ROMANTIC(ロマンティック)…創造感
【O】OCEAN VIEW(景観)…最果て感
【S】SHAPE(形)…造形美感
6つの要素の頭文字である「PHAROS(ファロス)」は紀元前3世紀頃にエジプトのファロス島に伝説の「アレクサンドリアの大灯台」が建造されたことから、フランス語やスペイン語で「灯台」の語源になった言葉です。
認定理由
釣島灯台は、愛媛県内で一番古い洋式石造り建築物で、日本の灯台約3,300カ所のうち、明治時代に建設され、今も現役で働いている灯台67カ所のうちの1つです。
また、全国に23基ある文化資産的価値が高い、Aランクの保存灯台の1つに指定されるなど、数ある灯台の中でも有数の歴史があります。眼下に広がる釣島海峡のロケーション、白色塔形(石造)が醸し出す造形美なども合わせて、評価されました。
釣島灯台
釣島灯台は1873年(明治6年)に点灯されました。灯台を設計したのは英国人技師R.H.ブラントンです。
また、隣接する釣島灯台吏員退息所は松山市有形文化財に指定されています。
(住所)松山市泊街1433番地2(外観見学自由)
問合せ先:松山海上保安部交通課 TEL:089-951-0553
※三津浜港発、高浜港経由の西中(中島)行きフェリーに乗り、釣島港で下船。港から灯台まで歩いて約20分です。
恋する灯台プロジェクト
埋もれていた「灯台」の文化や歴史的価値を可視化し、各地域の強力な観光資源にするため、灯台を『恋する灯台』というロマンスの聖地として認定し再価値化する。『恋する灯台』というキーワードのもと、地域が主体になって盛り上げていく機運を高め、灯台への集客を進めます。
また、灯台を訪れ、海へ関心を持つ人が増加することを最終目的として活動します。
認定書授与式
「恋する灯台のまち」として、松山市に認定証が授与されます。(2017年6~7月予定)
※授与式の予定が決まりましたら、改めてお知らせします。
お問い合わせ
坂の上の雲まちづくりチーム
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館5階
課長:白石 信二
担当執行リーダー:渡辺 亮
電話:089-948-6816 FAX:089-934-1804
E-mail:sakanoue@city.matsuyama.ehime.jp