第62回特別企画展「子規の夏休み」を開催します

更新日:2016年7月27日

発表内容

内容

 子規記念博物館では、毎年新たなテーマで特別企画展を開催しています。今回は学生時代の子規の夏休みをテーマにした展示を行います。
 子規は、15歳で上京して以後、東京で勉学や文学活動に励みました。しかし、学校の夏休みなどには汽車や汽船を利用してふるさと松山へしばしば帰省しています。学生時代の帰省は、年末年始をあわせると実に七回です。
 帰郷中、子規は友人や親族、恩師と交流し、俳句を学び、近隣の名所や景勝地を訪れるなど、充実した休暇を楽しみました。また、子規は帰省の行き帰りを利用して、大阪や信州・木曽路、琵琶湖など各地を旅行しており、そうした旅の中で数多くの俳句や紀行文といった文学作品が生まれました。
 今回の特別企画展では、夏休みの開催時期にあわせ、学生時代に子規が過ごした夏休みの活動にスポットを当てます。、松山での親族、友人との交流や、東京やその近郊で過ごした日々、当時の交通機関や旅の様子などを関連資料とともに紹介します。

会期

平成28年8月6日(土曜日)から9月5日(月曜日)まで
開館時間 午前9時から午後6時まで(展示室入場は午後5時30分まで)
休館日 8月9日・23日・30日(いずれも火曜日)

会場

松山市立子規記念博物館 3階特別展示室

観覧料

個人400円、団体320円、65歳以上200円、小中高校生 無料

関連企画

【記念公演】
 演題 正岡子規と鉄道の旅
  講師 老川慶喜(おいかわよしのぶ)氏(跡見学園女子大学教授)
 日時 8月21日(日曜日)午前10時30分から正午
  場所 松山市立子規記念博物館 1階視聴覚室
 ※ 入場無料 定員約100名

【学芸員のギャラリートーク】
 日時 8月13日(土曜日)・9月3日(土曜日) ※ ともに午後2時から50分程度
 場所 松山市立子規記念博物館 3階特別展示室
 ※ 聴講には特別企画展の観覧券が必要

子規と親族 明治24年7月16日撮影
子規と親族 明治24年7月16日撮影

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お問い合わせ

子規記念博物館
〒790‐0857 松山市道後公園1-30
所長:加地 寿徳
担当執行リーダー:大野 慎吾
電話:089-931-5566
E-mail:sikihaku@city.matsuyama.ehime.jp

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2016年7月

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