昭和25年天皇陛下巡幸時の警衛記念徽章を展示します

昭和25年3月に昭和天皇が道後温泉本館へご来館された際、その警備にあたった愛媛県警察や松山市警察が付けていたものと思われる徽章が見つかりました。ご来館いただいたお客様に道後温泉本館の歴史を感じていただくため、道後温泉本館展示室に展示し、公開します。

平成27年7月17日（金曜日）午前9時15分～

道後温泉本館展示室

天皇陛下が地方巡幸される時に、周辺警備を担う地方警察が、その任務に就いている証としてつけていました。昭和天皇は昭和25年3月17日から21日まで愛媛県を巡幸され、19日に道後温泉本館又新殿にご入浴されています。
徽章の表面は周囲に鳳凰、中心部に消防団マークにも似た桜のマーク、そして菊のご紋章というデザインで、手の込んだ作りになっています。また裏面の文字も本来「巡幸」にすべきところを「巡行」にするなど、戦後の占領下の影響も推察されるもので、貴重な歴史的資料と思われます。

平成27年7月17日（金曜日）午前9時15分から道後温泉本館展示室で、徽章の展示と経緯などの説明を行います。