第61回特別企画展「河東碧梧桐―子規門の革命児―」を開催します
更新日:2015年7月23日
発表内容
内容
河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)は、最も古い子規の門人です。彼は子規派俳句の展開で重要な役割を果たしました。子規没後、碧梧桐は従来の俳句の型にとらわれない新傾向俳句を創出します。これらの運動は碧梧桐と交わった各地の俳人により、大きな広がりをみせます。
碧梧桐は全国行脚の模様を綴った紀行「三千里」を新聞「日本」などに発表するほか、旅行家として欧州や東アジアにも足を伸ばし、各地の文物や美術品についての考察、レポートを行いました。また碧梧桐は書家としても優れ、中村不折(なかむらふせつ)らと古い碑文の文字の研究を行い、同時代の文人の書体に大きな影響を与えています。
今回の特別企画展では、近年当館に寄贈されたものをはじめ碧梧桐の資料を公開し、彼が影響を与えた各地の俳人に新たな光をあて、また、碧梧桐の革新的活動を紹介します。
会期
平成27年8月1日(土曜日)から8月31日(月曜日)まで
開館時間 午前9時から午後6時まで(展示室入場は午後5時30分まで)
休館日 8月4日・18日・25日(いずれも火曜日)
会場
松山市立子規記念博物館 3階特別展示室
観覧料
個人400円 団体320円 65歳以上200円 小中高校生 無料
関連企画
【記念講演】
演題 碧梧桐俳句の変遷―その理論と作品―
講師 栗田やすし氏(河東碧梧桐研究家・俳人)
日時 8月16日(日曜日)午後2時~午後3時30分
場所 松山市立子規記念博物館 1階視聴覚室
※入場無料 定員約100名
【学芸員によるギャラリートーク】
日時 8月2日(日曜日)・8月15日(土曜日)・8月29日(土曜日) ※いずれも午前10時30分から50分程度
場所 松山市立子規記念博物館 3階特別展示室
※入場無料 ただし特別企画展の観覧券が必要
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お問い合わせ
子規記念博物館
〒790-0857 松山市道後公園1-30
課長:若江 俊二
担当執行リーダー:池内 伸二
電話:089-931-5566
E-mail:sikihaku@city.matsuyama.ehime.jp