特定外来生物「セアカゴケグモ」を確認しました
更新日:2015年6月2日
発表内容
概要
松山市内の住宅地で発見されたクモが特定外来生物に指定されている「セアカゴケグモ」のメスであることが、平成27年6月2日(火曜日)に環境省中国四国地方環境事務所に同定されましたのでお知らせします。
- 松山市内での発見は、平成26年7月26日の下伊台町、平成26年8月2日の上市2丁目に続き3例目です。
- セアカゴケグモは、平成7年に大阪府で初めて発見されて以降、西日本を中心に生息域を拡大しています。
- 攻撃性はありませんが、触ると咬まれることがあります。メスは毒を持っており、素手で捕まえたり、触ったりしないよう注意が必要です。
- 万が一咬まれた時は、速やかに医療機関に御相談ください。
- なお、セアカゴケグモを発見した場合は、家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を噴霧して速やかに駆除し、松山市役所・環境モデル都市推進課(089-948-6459)までご連絡ください。
確認までの経緯
- 平成27年5月31日(日曜日)に、発見者が、自宅の車庫に駐車していた車のドアミラーにクモを発見し、殺処分しました。
- 平成27年6月2日(火曜日)に、発見者から、愛媛県生物多様性センターに連絡がありました。
- 同日、環境省にセアカゴケグモの成体(メス)と同定されたとの連絡が、愛媛県生物多様性センターから松山市にありました。
- 連絡を受けて、発見現場周辺などを確認しましたが、他には発見されませんでした。
発見の状況
今回発見されたセアカゴケグモ
- 発見場所:松山市余戸南5丁目の住宅敷地
- クモの状況:セアカゴケグモ1匹(メスの成体)
- 被害の有無:このクモに咬まれた方、健康被害を訴えている方はいません。
対応状況
- 平成27年6月2日(火曜日)、発見場所周辺に、ピレスロイド系殺虫剤を散布しました。
- 近隣住民に、チラシなどを回覧し、注意喚起を行う予定です。
- 今後の市内での発見状況は、随時県や市のホームページで情報提供します。また、状況に応じて地域住民へ回覧などで、注意喚起します。
なお、現在まで松山市内でセアカゴケグモの繁殖は確認されていません。
その他
撮影:愛媛県生物多様性センター
セアカゴケグモは、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に基づく「特定外来生物」に指定されており、生きた個体を持ち運んだり、飼育したりすることが禁止されています。
※最高で個人では3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金、法人では1億円以下の罰金が科せられます。
お問い合わせ
環境モデル都市推進課
〒790-8571 松山市二番町4丁目7-2 別館3階
課長:松本 善雄
担当執行リーダー:相原 英明
電話:089-948-6459
E-mail:kankyou-m@city.matsuyama.ehime.jp
