平成27年度春季特別展「モノがたり―文士たちの遺愛品―」を開催します

更新日:2015年4月17日

発表内容

内容

 子規記念博物館では現在、60,000点を超える資料を収蔵していますが、子規や周辺の人々が所持していた遺品類も収集しています。
 子規の遺品には、学帽やトランクなどの学生時代に使用したもの、旅行の際に身に付けた蓑や笠などがあります。さらに、正岡家が保存していた子規や親族たちの肖像写真の中には、珍しいガラス製の原板が含まれています。これらの遺品は、時に子規文学の題材となり、また後世に描かれた子規の肖像画の中にも登場しています。
 一方、子規の友人や門人たちの遺愛品にも特長があります。たとえば、書家としても知られた河東碧梧桐が使った印、能楽に長じた高浜虚子が自身の句を記した鼓の革、茶の湯を趣味とした伊藤左千夫の茶道具、90歳まで生きた柳原極堂愛用の杖など、彼らの生活や趣味趣向を知ることができるものが多く見られます。
 今回の特別展では、当館が収蔵する様々な遺品を関連作品とともに展示し、多彩な「モノ」が語る子規や文士たちの新たな魅力を紹介します。

会期

平成27年4月29日(水曜日・祝日)から6月7日(日曜日)まで
開館時間 4月29日・30日:午前9時から午後5時まで(展示室入場は午後4時30分まで)
       5月1日から:午前9時から午後6時まで(展示室入場は午後5時30分まで)
休館日:5月7日(木曜日)・12日(火曜日)・19日(火曜日)・26日(火曜日)・6月2日(火曜日)

会場

松山市立子規記念博物館 3階特別展示室

観覧料

個人200円 団体160円 65歳以上100円 小中高校生 無料

関連企画

学芸員によるギャラリートーク
日時:5月5日(火曜日・祝日)・5月30日(土曜日) ※いずれも10時30分から50分程度
場所:松山市立子規記念博物館 3階特別展示室 ※聴講は無料ですが特別展の観覧券が必要です。

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お問い合わせ

子規記念博物館
〒790-0857 松山市道後公園1-30
課長:若江俊二
担当執行リーダー:池内伸二
電話:089-931-5566
E-mail:sikihaku@city.matsuyama.ehime.jp

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2015年4月

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