平成26年度特別展「道後の湯―松山文化の源泉―」を開催します

更新日:2014年10月8日

発表内容

内容

 道後温泉は古代から名湯として知られ、江戸時代には松山藩の保護のもと、湯治場(とうじば)として本格的に発展します。道後のにぎわいは独自の温泉文化を生み、多くの人々をひきつけ、松山の文芸を花開かせました。
 温泉を愛した歴代の藩主たちは、和歌や俳諧、絵画などをよくし、学問を奨励し、地方文化の礎を築きます。また藩の治世下、能書家の明月や俳人の栗田樗堂(ちょどう)、漢詩人の日下伯巌(はくがん)らが活躍しましたが、道後温泉はこうした多くの文化人たちにも親しまれました。
 明治時代以降も、道後温泉は発展を続け、その文化的土壌は子規をはじめ多くの人々に影響を与えました。ふるさとを心から愛した子規は、道後温泉や松山を様々な作品に詠み込み、またふるさとを慕う文章をいくつも書き残しています。
 今回の特別展では、今年、松山市が「道後温泉本館改築120周年」という節目を迎えることを記念し、道後温泉と松山の文化史を物語るさまざまな資料を展示し、人間子規を生み育んだ土壌を紹介します。

会期

平成26年10月18日(土曜日)から11月16日(日曜日)まで
開館時間 10月31日(金曜日)まで:午前9時から午後6時まで(展示室入場は午後5時30分まで)
       11月1日(土曜日)から:午前9時から午後5時まで(展示室入場は午後4時30分まで)
※会期中は無休で開館

会場

松山市立子規記念博物館 3階特別展示室

観覧料

個人200円 団体160円 65歳以上100円 小中高校生 無料

関連企画

学芸員によるギャラリートーク
日時:10月26日(日曜日)、11月9日(日曜日) ※いずれも午前10時30分より50分程度
場所:松山市立子規記念博物館 3階特別展示室 ※聴講は無料ですが特別展の観覧券が必要です。

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お問い合わせ

子規記念博物館
松山市道後公園1-30
課長:若江俊二
担当執行リーダー:池内伸二
電話:089-931-5566
E-mail:sikihaku@city.matuyama.ehime.jp

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2014年10月

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