病院及び診療所の防火設備に係る緊急点検の結果を報告します
更新日:2014年2月7日
発表内容
概要
平成25年10月11日に福岡県福岡市の整形外科において発生した火災により、死者10名、負傷者5名の犠牲者の人的被害が発生しました。
今回火災のあった建物は建築確認の届出をせずに増築され、その際、煙感知方式に改修すべき防火戸が作動しなかったことが被害の拡大につながったと考えられています。
これを受けて、国土交通省から通知があり、病院及び診療所の増改築の有無等及び防火設備の状況について緊急点検を実施しました。
点検対象
建築基準法別表第一に規定する病院及び診療所(患者の収容施設があるもの。以下同じ。)で次のいずれかに該当するもの。
- 地階又は3階以上の階を病院又は診療所の用途に供するもの。
- 病院又は診療所の用途に供する部分の床面積の合計が200平方メートル以上のもの(平屋建てのものを除く。)
点検事項
- 無届による増改築等の有無及び無届による増改築等があった場合の当該部分の建築基準法令への適合状況。
- 防火設備の状況(管理の状況含む。)
結果
市内の緊急点検対象件数は、119件です。(別紙参照)
- 無届による増改築は、5件あり、うち建築基準法令に関する違反が3件ありました。該当する項目で防火設備以外は、いずれも軽微な維持保全違反であり、緊急性はないものと判断しました。
- 防火設備に関する建築基準法令違反は、16件ありました。該当する病院及び診療所に改善指示を行い、病院及び診療所から改善計画書を受け取り、現在までに8件が是正済みであります。
病院及び診療所の防火設備に係る緊急点検結果概要(PDF:76KB)
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お問い合わせ
建築指導課
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館9階
課長:中川 勲
担当執行リーダー:宮内 忠明
電話:089-948-6506
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