松山城本丸周辺石垣樹叢管理のため樹木を伐採します

更新日：2013年12月13日

発表内容

内容

　松山城は、丸之内地区に残されている天守を含めた21棟の重要文化財建造物をはじめ、31棟の復興建造物や高石垣などが、国指定史跡松山城跡として、また、観光施設として松山市の最も重要な区域であり、山火事等によって焼失・き損すれば、再び回復することが不可能なかけがえのない財産です。
　特に、本丸周辺では、樹木の根が成長し、石垣の下に入り込むなど、高石垣への影響や被害を及ぼすと考えられます。
　そこで、本市では、学識経験者や文化庁等の専門的な意見や指導をいただき、検討してきた結果、石垣の保存に必要な最小限の範囲で樹木伐採を行うことにしました。
　このことは、火災時の消火活動スペースの確保や延焼防止にもつながると考えています。
　ご存知のように、城山の国史跡に指定されている高石垣や重要文化財建造物は、後世へ継承しなくてはならない本市の宝だと考えていますので、ご理解をいただきますようよろしくお願いします。