長崎市グループホーム火災に伴う特別査察結果を公表します

　平成25年2月8日に発生した長崎市東山手町のグループホーム「ベルハウス東山手」の火災を受けて、市内の社会福祉施設235事業所に対し、火災予防に係る注意喚起文書を送付するとともに、そのうち類似福祉施設24事業所に対しては、火災予防に係る特別査察を実施したものです。
※類似福祉施設・・・主に自力避難困難者が入所する社会福祉施設のうちスプリンクラー設備の法的な設置義務がなく、任意設置されていないもの。

　平成25年2月12日（火曜日）～15日（金曜日）

　中央、東、南、西消防署員　延べ24組57人

　特別査察を実施した24事業所のうち、1事業所については社会福祉施設としての用途が変更されていたため対象外とし、23事業所のうち消防法令上何らかの違反があったものが3事業所で、内訳は以下のとおり。
＜内訳＞

• A事業所

　　防火管理者未選任、消防計画未作成、訓練未実施、自動火災報知設備未設置、火災通報装置未設置、誘導灯未設置及び消防用設備点検を実施していない。

• B事業所

　　防火対象物点検を実施していない。

• C事業所

　　カーテン、じゅうたんに防炎表示がない。

　違反対象については、松山市火災予防査察規程及び違反処理規程に基づいて、改善計画書の提出等により、早急に改善するよう指導を行います。