福山市ホテル火災に伴う緊急点検の結果

平成24年5月15日（火曜日）～6月8日（金曜日）

市内の延べ面積300平方メートル以上のホテル・旅館など、宿泊施設141事業所のうち、建築基準法第12条に基づく、定期報告の内容について指摘のなかった19事業所を除いた、122事業所を対象として実施

建築指導課職員　延べ72組　144人

建築基準法の規定による防火・避難規定に関する点検で、主に以下の内容

• 廊下・階段部分の維持保全状況の確認
• 客室の維持保全状況の確認
• 無断増改築等による防火・避難規定への影響の確認

調査対象とした141事業所のうち、112事業所において、何らかの不備が見受けられた。
≪内訳≫

• 維持保全上、不備が見受けられ、口頭で指導したもの　107事業所

※主な不備事例（件数、重複あり）

• 球切れ・電池切れ等によって、非常用照明が点灯しないもの　83件
• 植木鉢等の設置により、階段・廊下の有効幅が不足するもの　47件
• 防火戸の前に物を置く等により、戸の開閉に支障があるもの　38件

• 建築基準法に適合していない部分があり、所有者等に対して是正計画書の提出を求めたもの

　　5事業所

　　※前述のうち、一部の客室の使用を禁止しているもの　1事業所

違反対象については、建築基準法の規定に基づいて、是正計画書の提出等により、早期に改善するように指導を行ないます。