わがまちメール 香料、煙草の規制と香料自粛の周知

意見の内容

  化学物質の香料全般に困っています。きっかけとなったのは、台所洗剤を使用していた時の香りで気分が悪くなったことですが、それ以降、過敏症の症状はひどくなるばかりです。
 香料の規制を強く願います。「香料自粛のお願いポスター」の掲示を公共施設やスーパー等各店舗や学校、介護施設、病院等に義務付けてほしいです。煙草は薬物と同様、販売も使用も一切禁止とするべきです。早急な対策を希望します。
 今年国体が愛媛で開催されますが、会場にも喫煙所が設けられ、選手やスタッフ、観戦者が受動喫煙させられます。敷地内全体禁煙でなくては意味がありません。
 花粉症患者が増えたのと同様に、今後は化学物質過敏症の人が増えます。既にかくれ過敏症患者は多いはずです。早急な対策を希望します。


性別:女性
年代:40代
公開日:17年09月05日
公開番号:2287
全市 健康・医療 その他市政

意見に対する答え

 近年、香料は、洗剤やシャンプーをはじめ、生活で利用する身近な用品に含まれていますが、これらの香料をはじめとする多種多様な化学物質については、反応を引き起こす原因物質や量に関しては個人差が大きく、発症の仕組みなどはまだまだ未解明な部分が多いため、現状では使用に対する規制はされていません。今後、各商品を製造する業界や利用される消費者の意見をもとに、各製品の規制等について国を中心に研究されていくと思われますので、動向を見ながら対応方法を考えていきます。
 なお、臭い等が原因で体調がすぐれない場合は、先ずはかかりつけの医師に相談することをお勧めしていますが、保健所では、化学物質過敏症に関する医療機関の情報提供等を行っていますので、個別にご相談ください。
 次に、煙草の販売や使用を全面的に禁止することについてですが、松山市では、喫煙による健康への影響について正しく理解し、松山市全体で喫煙や受動喫煙の防止に取り組み、快適な生活環境の整備ができるよう取り組んでいます。
 その一つとして、禁煙協力施設の登録事業を行い、禁煙に取り組んでいる施設を市ホームページで公表しており、協力機関も増えてきています。また、妊娠期から喫煙や受動喫煙の健康被害防止について啓発し、働く世代の方へは出前健康教育も行っています。
 現状では、煙草の販売や使用を全面的に禁止することは困難ですが、まず喫煙による健康への影響等の周知や、受動喫煙防止対策を積極的に進めていきたいと考えています。
 また、今秋に開催されるえひめ国体の期間中は、市の内外から多くの来場者が見込まれることから、観覧者等の受動喫煙を防止するため、愛媛県総合運動公園内に設置されている灰皿の一部を閉鎖し、適切な場所に臨時の喫煙所を設置するとともに、喫煙所のテントの設置に当たっては、煙が漏れ出にくい構造にするなど対策を考えています。会場案内看板によるお知らせに加え、競技会係員の誘導により指定された場所以外での全面禁煙を徹底しますので、ご理解をお願いします。

○ホームページ掲載場所:松山市ホームページ>くらしの情報>医療・健康>保健所>生活衛生業務>シックハウス症候群及び化学物質過敏症とは



松山市長 野 志 克 仁
(生活衛生課・健康づくり推進課・国体競技課扱い)
受付番号   321


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