わがまちメール 運動会の開催時期と車優先の道路も不便

意見の内容

  昔とはちがい、最近の気候を世間は認識しているのに、なぜ、小学校、中学校などの運動会を、暑い季節の9月に行う必要があるのですか。熱中症の危険のある季節に運動会を行わないでほしいです。
 また、車優先の道路も不便です。よく見かける自転車専用の横断道路。地下を歩かなくてはいけないけれど、ベビーカーや車椅子の人のことは考えてもらえないのでしょうか。信号のある横断歩道も少ない。子どもやお年寄りには不便です。
 県外から越して来て、今の世の中、時代にミスマッチなことが多く残念です。


性別:女性
年代:40代
公開日:17年09月05日
公開番号:2285
全市 都市整備 教育・文化

意見に対する答え

 まず、車優先の道路についてですが、ご指摘の地下を横断する歩道は、昭和40年代以降、急激な自動車増加に伴い交通事故が増えたことから、歩行者の安全確保と自動車交通の円滑化との両立を目的に、国道などの幹線道路を中心に全国で設置が進められてきました。
 本来であれば、上下の移動なく道路を横断することが望ましいと思いますが、現時点では、歩行者と車両の分離に有効な施設と考えています。
 また、松山市では、ベビーカーや車椅子の方々にも歩きやすい道づくりを目指し、歩行者等の通行量が多く、自動車や自転車との接触等の危険性のある路線から順次、歩道の新設やバリアフリー化を進めています。
 現在は、「花園町通り」や「松山環状線」などで歩道の整備を進めていますが、今後も引き続き、信号や横断歩道の設置を担当している警察とも協議・調整しながら、歩行者や自転車が安全で快適に通行できるように取組みたいと考えていますので、ご理解をお願いします。
 次に、運動会の開催時期の変更については、担当する松山市教育委員会に確認したところ、次のような回答がありましたので、ご報告させていただきます。

松山市長 野志 克仁
(道路建設課扱い)



【松山市教育委員会の回答】
 ご提案のとおり、9月の運動会開催には、児童生徒の熱中症対策に十分配慮する必要があります。
 市立の小中学校では、運動会当日や練習期間中には、活動前の子どもたちの健康観察を十分に行うほか、「ミストシャワー」や「熱中症計」を活用したり、早めの休憩や小まめな水分補給を促すなど、予防対策の徹底に努め、児童生徒の健康・安全に配慮しながら実施しています。
 このほか、経口補水液や製氷機を各学校に配備するとともに、各学校に応急手当普及員の有資格教員を配置し、万が一発症したときの迅速な応急対応に備えています。
 お尋ねの運動会など各行事の実施時期については、1年間を通した学校行事や教育活動との関連も含め、学校や地域の実情等を考慮して校長が判断しています。
 教育委員会としましては、今後も、行事の教育的効果やねらい、児童生徒の体調管理などを総合的に考慮し、健康で安全な学校生活が送れるよう、各学校に対し指導・助言に努めていきたいと考えています。



松山市教育委員会 教育長 藤田 仁
(保健体育課扱い)
受付番号   311


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