令和4年度緑化推進ポスター原画コンクールの審査結果をお知らせします
更新日:2022年11月1日
発表内容
松山市内の小・中学生に、緑化推進ポスター原画の製作を通して、緑化意識の高揚と普及啓発を図り、花と緑豊かなまちづくりを推進することを目的として、毎年実施しています。
この度、応募作品を審査した結果、入賞作品が決まりましたのでお知らせします。
【作品テーマ】
花と緑
【審査】
審査日:令和4年9月21日(水曜日)
審査員:松山市小学校図画工作主任会顧問校長先生 2名
松山市中学校美術主任会顧問校長先生 1名
愛媛大学附属小学校図画工作教諭 1名
愛媛大学附属中学校美術教諭 1名
計5名
【応募数】
小学生の部:2,996点
中学生の部: 652点
合 計:3,648点
『最優秀賞』 久枝小学校3年 来嶋 亜樹奈
【小学生の部:総評】
緑や自然と自分とのかかわりをユニークな視点で見つめた楽しい作品がたくさんありました。
審査にあたっては、その学年の発達の段階を考慮し、緑を守り育てる気持ちが素直に伝わってくる作品であることなどを丁寧に見ていくように心掛けました。
低学年は、身近な自然を基に想像力を膨らませて、伸び伸びと表現していました。また、中学年は、自然との多様なかかわりの中で感じ取ったことを、豊かな感性を生かして表現している作品が目に留まりました。高学年は、構成に工夫が見られ、緑や自然を色彩豊かに、より印象強く表現した作品に心が惹かれました。
今回の作品制作が、緑化推進への気持ちを高めていくよい機会となることを願っています。
『最優秀賞』 久谷中学校2年 渡邊 光毬
【中学生の部:総評】
今年度の作品全体としては、「緑と人間、緑と動物との共生」をテーマにして描かれた作品や、落ち着いた色彩で繊細かつ丁寧に着色されている作品が多く見られました。遠近を強調する画面配置にすることで、近くに描かれているもののメッセージを考えさせたり、シンメトリーの効果を生かし、安定した静かなイメージを与えたりと、見る人を意識した画面構成の工夫がありました。
ポスターカラーを使って塗られた、デザイン的要素の強い作品では、植物や木々のフォルムへのこだわりや、緑の美しさを十分に生かすことができるような色彩配置の工夫が感じられました。
明るく爽やかな色彩で描かれたイラストレーションを取り入れた作品もあり、一人一人がかわいらしく魅力的に表現されていました。
また、今年度は壁面緑化か放置竹林問題など例年にはない特定のテーマに絞った作品があったのも特徴でした。
最優秀作品は、しっかりと根を張った大きな木が、力強く描かれています。混色によって多くの色を作り出して、幹や根の立体感や、しっとりと苔生した感じうまく表せています。作品下部にある多くの双葉は明るい美しい色が使われ、大きな木との色彩対比の効果でどちらの魅力も引き立てていました。大きな木の下で女の子は妖精とどのような会話をしているのか、頭の中でストーリーが広がってきます。
令和4年度緑化推進ポスター原画コンクール 入賞者名簿(小学校)(PDF:74KB)
令和4年度緑化推進ポスター原画コンクール 入賞者名簿(中学校)(PDF:48KB)
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