レッドデータブック2012

種の特徴

湿地などに生え、叢生して株を作る一年草。茎は高さ5～ 20㎝。花序は頭状で球形、密に多数の小穂をつけ、径5～ 10㎜。苞葉は3～6個あって花序よりも長い。小穂は狭卵形でやや扁平、長さ3～5㎜。よく似たものにシロガヤツリがあり、これは小穂の鱗片がややらせん状につくが、ヒメアオガヤツリは2列に並び、また、果実のふちは翼状にならないで鋭形である点が異なる。

分布市内

丸山（記録）・大峰が台（記録）。

分布市外

本州（関東地方以西）～九州、中国大陸南部・マレーシア・インド・オーストラリア。

生息状況

市内では上記の記録があるが、最近の確認情報はなく現状は不明である。また、生育量は少（松山市）、ごく稀（愛媛県）と記載されている。

減少の要因

溜め池・河川の改修、湿地の開発など。

特記事項

―