ウラシマソウ

科名:サトイモ科
地方名:
学名:Arisaema thunbergii ssp. urashima
松山市カテゴリー:絶滅危惧ⅠB類(EN)
環境省カテゴリー:
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:松井 宏光
撮影者:
種の特徴
明るい林内や林縁に生える多年草。春に葉と花序を展開する。葉は1個で、小葉11 ~ 21枚。小葉は狭楕円形で両端が狭まり、濃緑色~緑色で光沢があり、ときに白斑がある。仏炎苞は口縁部は開出して紫褐色。付属体は、基部はやや太く、糸状に伸びて仏炎苞の外で立ち上がり、さらに下に垂れ下がる。仏炎苞は全体、平滑で紫褐色であることがナンゴクウラシマソウと異なる。
分布市内
高縄山・鹿島。
分布市外
北海道南部・本州・四国・九州。
生息状況
まれに見られるが、個体数は多くなく、園芸採取の対象となっている。
減少の要因
森林伐採、園芸採取。
特記事項
地域の広域化で生育が確認されたことから新たに指定した。