ミズオオバコ
科名：トチカガミ科
地方名： ―
学名：Ottelia alismoides
松山市カテゴリー：絶滅危惧ⅠB類（EN）
環境省カテゴリー：絶滅危惧Ⅱ類（VU）
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ：ページ
執筆者：白形 毅史
撮影者：
- 種の特徴
- 溜め池、水路、水田などに生える沈水性の一年草。生育地の水深などによって葉の大きさが著しく異なる。葉は有柄で根生する。葉身は披針形～広卵形～円心形。膜質で長さ3～ 35㎝、幅1～ 18㎝、縁に鋸歯がある。花期は8～10月。花茎の先端に桃白色の3枚の花弁を持つ花を1個つけ、水面上に出して開く。
- 分布市内
- 山間から山足にかけての溜め池や水路。
- 分布市外
- 北海道～九州、アジアの熱帯～温帯域・オーストラリア。
- 生息状況
- 溜め池や水路に生育していたが、溜め池や水路の改修により減少している。松山市別府の自生地は開発により改変されたが、旧北条市のいくつかの溜め池では自生が確認された。
- 減少の要因
- 溜め池や水路の改修。
- 特記事項
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