マメグミ

科名:グミ科
地方名: ―
学名:Elaeagnus montana
松山市カテゴリー:情報不足(DD)
環境省カテゴリー:
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:松井 宏光
撮影者:
種の特徴
ブナ林など高海抜地の山地に生育する落葉低木で、樹高は2mほど。枝はよく分枝し、小枝は赤褐色の星状鱗片に覆われる。葉は卵状楕円形で長さ5㎝内外、両面とも銀色の鱗片が密生し星状毛はない。6~7月に葉腋に1~3個の花をつける。花は筒状で先は4裂し、外側には銀色と赤褐色の鱗片が多数つく。果実は長さ10㎜内外の楕円形で、7~8月に紅色に熟す。クマヤマグミも高海抜地に生育するが葉の表面には黄褐色の星状毛があることが異なる。
分布市内
米野町(記録)。
分布市外
本州(関東南部~鈴鹿・伊吹山)・四国・九州。
生息状況
市内における最近の確認記録がなく現状は不明である。
減少の要因
森林伐採。
特記事項