キヌガサタケ

科名:スッポンタケ科
地方名:
学名:Phallus indusiata
松山市カテゴリー:絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)
環境省カテゴリー:
レッドデータブックまつやま2012掲載ページ:ページ
執筆者:小林 真吾
撮影者:
種の特徴
特に竹林内地上に生える腐生菌。寒天質の幼菌(菌蕾)は地中生で直径3~ 4.5㎝の卵形。生長すると菌蕾から高さ15~ 20㎝の円柱状のきのこを現す。傘はつりがね形で白色を帯び、傘と柄の間から白色の菌網(マント)を出す。
分布市内
市内の竹林。
分布市外
本州・四国・九州、中国大陸・北アメリカ・オーストラリア。
生息状況
1955年11月に松山市で最初に確認。県下全域のモウソウチク林で1960年頃まで生育が確認されていたが、近年は確認が途絶えている。
減少の要因
分布域が限られているうえに、元々の発生量も少ない。竹林の環境の変化。
特記事項