「たからみがき」のまちづくり

更新日:2020年8月21日

 松山市には、野球文化やことばのまちづくりができる文化的土壌など、全国に誇れる宝が数多くあります。 
 松山市では、これまで取り組んできた『坂の上の雲』のまちづくりを継承しながら、「たからみがき」の新しいまちづくりを市民の皆さんと一緒に進めています。

「たからみがき」 この6文字にはそれぞれに意味があります。

『た』 旅の魅力「瀬戸内・松山」構想

新規ウインドウで開きます。「瀬戸内・松山」構想は、瀬戸内海の自然美や歴史文化の魅力を最大限に引き出し、広島地域と松山の資源を結びつけ、新しい観光ルートを提案します。
 瀬戸内海を隔てる海ではなくつなぐ道として捉えた、松山と宮島・広島・呉を結ぶ海上ルート「瀬戸内海道1号線」。これが一翼を担う「関西圏~広島~松山」の観光ルートを確立するため、旅行商品の開発やプロモーションに取り組んでいます。
 今後も、官民で連携して事業を進めていきます。

『か』 風早レトロタウン構想

 「風早(かざはや)」と呼ばれる北条地域は、中世伊予の豪族、河野氏繁栄の足跡が色濃く残る歴史や文化を有するほか、鹿島や高縄山などの豊かな自然に恵まれた魅力あふれる地域です。
 新規ウインドウで開きます。「風早レトロタウン構想」は、北条地域全体を持続的に発展させるため、こうした資源を磨きながら、地域が抱える課題解決への取組を進め、活気あるまちづくりを目指しています。
 構想の中核エリアに位置付けている鹿島とJR伊予北条駅前通り周辺では、住民が主体で数々のにぎわい創出イベントを開催しているほか、広域エリアでは、地域資源をいかし体験型ツアーを実施するなど、住民と協働し、様々に地域を活性化しています。

『ら』 愛ランド里島構想

 松山市の島しょ部は、有人9島(興居島、釣島、睦月島、野忽那島、中島、怒和島、津和地島、二神島、安居島)と多数の無人島で構成され、豊かな自然と悠久の歴史に育まれた島固有の誇れる伝統や文化など、魅力ある地域資源が数多く残っています。
 一方、近年は産業の低迷などで過疎化や高齢化が進み、地域の活力が衰退しています。そこで、島しょ部を活性化し、持続的に発展させるため新規ウインドウで開きます。「愛ランド里島構想」を策定しました。
 この構想では、「島びとが活き活きと輝く笑顔あふれる里の島」を目指し、島に住む人が「暮らしやすい島」を、また、島外に住む市民からも親しまれ愛される「市民の第二のふるさとの島」として感じていただけるようなまちづくりを進めています。

『み』 三津の活性化

 三津浜地区は、江戸時代に松山藩の御船手組(船奉行所)が置かれた港町で、今も漁業や商業で栄えた面影が多く残っています。
 古民家や蔵のある町並みをいかして移住や出店を促す「町家バンク」を運営するほか、ご当地グルメ「三津浜焼き」をブランド化したり、水産市場でのイベント「旬・鮮・味まつり」「シーフードバーベキュー」を活用した食文化を推し進めるなど、地域住民が主体になって地域資源をいかした新しいにぎわいを創り出し、同地区全体を活性化していきます。

『が』 街路整備

 中心市街地では、歩行回遊を支援し進めるため、道路空間の再配分や、沿道への様々な仕掛けで都市を改変し、「歩いて楽しい健康増進」のまちづくりを進めています。
 その中で、松山市駅と城山公園を結ぶ花園町通りの道路空間を再配分して、快適な歩行空間や、にぎわい空間を創り出し、路面電車やイチョウ並木をいかした風情ある道路空間ができました。

『き』 前向きな気持ち

 これからのまちづくりで大切なのは、市民の皆さんに自分たちの住むまちに愛着や誇りを持ってもらうことです。
 「たからみがき」のまちづくりで、松山にあるたくさんの宝を知っていただき、それを磨いていくことをメッセージにしました。一人でも多くの人が前向きな気持ちで、積極的にまちづくりに参画していただきたいと考えています。

お問い合わせ

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〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館3階

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