平成27年10月27日 「えひめ・まつやま産業まつり with メディアパーティー すごいもの博2015」について ほか

更新日:2015年12月3日

  • 日時:平成27年10月27日(火曜日)午後1時00分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:15人

議題

  • 「えひめ・まつやま産業まつり with メディアパーティー すごいもの博2015」について
  • 「華道家 假屋崎省吾の世界 ―華のおもてなしin松山城―」について
  • 「松山城ライトアップの補強」について

会見要旨

それでは、本日の議題「えひめ・まつやま産業まつり with メディアパーティー すごいもの博2015」について説明します。
11月21日(土曜日)、22日(日曜日)、城山公園「やすらぎ広場」で、松山市と愛媛県が合同で企画しました「えひめ・まつやま産業まつり」が今年も開催されます。
この産業まつりは、愛媛県、松山市をはじめ県内の市町、商工団体、農林水産団体の皆さんが連携し、地域特産品の展示・販売や、伝統工芸品の製造実演など、ふるさとの情報を発信し、県内のあらゆる産業を活性化する目的で、開催されてきました。
回を重ねるごとに内容も充実し、来場者も増え、昨年の来場者は12万人と、県内でも最大級の産業イベントとして定着しています。ご協力、ご協賛いただいている多くの皆さんに、お礼申し上げます。
今回も、全体で334の出展数を予定しており、愛媛と松山の物産市として、旬の果物や野菜、農林水産加工品のほか、食欲の秋にふさわしく、産地から直送された選りすぐりの美味しい物が、大集合します。
また、産業展示や体験ゾーンとして、花き展・伝統工芸の実演、県産財を利用した木工体験も楽しんでいただけます。そのほか、友好都市である横須賀市や広島市、東京都新宿区など12の自治体の出展もあります。
今年は開催5周年を記念し、松山市では、友好交流都市「台湾・台北市」の観光の魅力と台湾家庭料理を楽しんでいただくコーナーを設けます。コーナーでは、台北市政府の観光PRブースのほか、台湾の夜市では欠かせない、人気のグルメや台湾の料理がやってきます。
台湾の家庭料理で有名な「焼きビーフン」、じっくり煮込んだ豚肉をご飯に載せた「ルーローファン」、野菜がたっぷり入った「牡蠣入りオムレツ」、「タピオカ ミルクティ」など、是非この機会に台北市の観光や台湾の食文化に触れていただけたらと思います。
また、愛媛県は、えひめ「食」の逸品グランプリを開催されます。愛媛県下の市や町からの一品(逸品)料理でナンバー1を決めます。松山市からは「甘トロ豚のみかんカレー」を出品します。
合わせて、地元の新聞社やテレビ局・ラジオ局が集結し、メディアならではの魅力を生かしたステージイベント、メディアパーティーも同時開催していただいています。

そして、22日(日曜日)には、スペシャルゲストとして、13時55分から、昨年デビュー30周年を迎えられ、「翼の折れたエンジェル」は皆さんもよくご存知だと思います、歌手の「中村あゆみ」さん、14時35分からは、歌手、俳優など幅広い分野でご活躍の、ダイアモンド☆(※本来は五芒星です)ユカイさんのライブステージがあります。
今年も、多くの方に城山公園にお越しいただき、2日にわたり「すごいもの博2015」を満喫いただけたらと思います。
今後も、愛媛県と連携し、この産業まつりを通じて、土地の産物を知ってもらって、人を招く「地産知招」に取り組んでいきます。

次に、「華道家 假屋崎省吾の世界-華のおもてなしin松山城-」について説明します。
このたび、世界中で活躍されている華道家 假屋崎省吾さんに、初めてお城とコラボレーションしていただき、「華道家 假屋崎省吾の世界-華のおもてなしin松山城-」を開催します。
国の重要文化財である松山城に、假屋崎さん御自身がデザイン・プロデュースされた優美な着物と美しい華々で、假屋崎さんの感性が織り成す、豪華な世界を創り上げていただきます。
假屋崎さんは、歴史的建築物にいけるシリーズを展開されていますが、松山市でも「二之丸史跡庭園」と「北条鹿島」が認定を受けている、「恋人の聖地」の親善大使でいらっしゃるというご縁もあり、松山市と愛媛県、株式会社JTB 中国四国などが参加する「華のおもてなしin松山城」実行委員会で主催します。
このような情報発信力の強いイベントで、観光閑散期の観光需要を喚起するとともに、東京、大阪、広島からの旅行商品も造成いただき、観光客の誘致に繋げます。また、花きに関する伝統の継承や文化の振興と、花を通じて心を豊かにしたり、命の大切さを感じたりする「花育」の普及につながると考えています。
開催期間は、12月8日(火曜日)から12月25日(金曜日)の9時から16時30分で、11月10日(火曜日)には、市役所にもお越しになる予定です。そのほか、市民・ファンとの交流イベントやイベント開催中は、サイン会も予定されています。

最後に「松山城ライトアップの補強」について説明します。
今年の夏に、松山随一の夜景スポットとして定着させるため、松山城で開催しましたライトアップイベント「光のおもてなしin松山城」では、広島市からお借りした光りのオブジェなど、23日間で約2万3千人と多くの市民や観光客の皆さんに来場をいただきました。
このように、さまざま松山城の魅力創出に取り組んでおり、現在も、LED照明で松山城をライトアップしていますが、城下町「松山」のイメージをさらに高めるため、LED照明を、19台から29台に増設し、これまで光が弱かった小天守、南隅櫓など隅々にもライトをあてることで、より遠方からも城全体が、鮮明に立体的にご覧いただけるようになります。点灯は、今晩6時から開始します。
説明は以上です。

質疑応答

【えひめ・まつやま産業まつり】
(記者)
台湾コーナーは、台湾から人が来るのか?
(市長)
台湾の華僑の方々のご協力で、本場の台湾の料理を作っていただくと聞いています。※観光ブースは台湾政府から来松し、PRされます。

【松山城ライトアップ】
(記者)
事業費は?
(市長)
工事費が1,193万円。全額、国の地方創生先行型交付金として措置される予定です。全額、国の交付金を活用します。
(記者)
市民や観光客から意見があったのか?それとも市の発案か?
(市長)
市でも、もう少しくっきりとはっきりと松山城の天守などが見えるようにならないかとこれまで常々考えてきました。また市民の方々からも、もう少しくっきりとはっきりと夜の松山城を見ることができれば、という声もいただいていましたので、今回の事業につながりました。
(記者)
昔、水銀灯だったが、あの頃からすると照度が落ちたという問題は?
(市長)
経年劣化もあったようです。
(産業経済部長)
昭和24年4月から大照明を設備し、平成23年3月から現在のLED19灯を設置しています。
(記者)
電気代の節約や設備の老朽化によるものか?
(産業経済部長)
老朽化もあります。LEDにすれば確かに電気代の節電にもつながると思います。約8割、電気代が節減されます。
(市長)
夏に広島市さんから、「ひろしまドリミネーション」のオブジェを14お借りし、「光のおもてなし」をさせていただきました。今日は假屋崎省吾さんの「華のおもてなし」をご紹介しましたが、今、全体的に松山城をもっともっと魅力アップしていこうという流れの中に、このライトアップもあります。

(記者)
今の点灯時間は何時から何時までか?季節ごとにかわるのか?
(観光・国際交流課)
日没から23時までです。終わりの時間は23時で統一しています。
(記者)
ライトアップ補強への期待は?
(市長)
実際に試験点灯をさせていただいて、皆さんのところにも写真があると思いますが、より幅広く写るようになってきたと感じました。以前からもうちょっと松山城の天守を、例えば、観光の方がホテルに泊まられて夜の松山城を見たときに、もう少し綺麗に見えるとより魅力が伝わるのだろうなと思っていました。担当が頑張って国の交付金を活用することができましたので、また、より皆さんに喜んでいただけたらなと思っています。
(記者)
経済的な効果として、松山城の夜の魅力を高め、観光客などを増やしていきたいということか?
(市長)
そうですね。さまざまな方策を使って松山の経済を元気にしていきたいと思っています。また、お城好きな方が多いですから、市民の皆さんにも楽しんでいただけたらと思います。
(記者)
例えば、市内の北部で見える範囲が広がったのか?
(観光・国際交流課長)
試験点灯では、例えば南側からは環状線の辺りからより天守がくっきりと、さらに小天守も櫓を含めてワイドに見えるようになったと思っています。
(市長)
皆さんのお手元の地図をみていただければ、お城をぐるりと取り囲むように10灯増やしたと聞いていますので、どの方向から見てもより見やすくなったのではないかなと思います。

【起訴事案】
(記者)
昨日起訴された贈収賄事件の起訴事実は、レッグ関連の内部文書を渡したとの話があったが、所感は?
(市長)
捜査が進展し、起訴に至ったことを重く受け止めています。1日でも早く市民の皆さまの信頼を回復できるよう、全力で不祥事撲滅に取り組んでまいります。どのような情報でも漏えいはあってはならないものでありますので、1日でも早く市民の信頼を回復できるよう、不祥事撲滅に全力で取り組んでまいります。
(記者)
今回の情報を提供したことが対策工事などに影響はあるのか?
(市長)
レッグ事案の責任追及方針を検討する部会の資料が漏えいしたと聞いています。レッグ対策工事の情報は、平成27年度に詳細な内容を検討してきましたので、すでに異動した当該の職員が工事に関する情報を入手することはないと考えています。
(記者)
ないと言い切れるか?調査をしてないという意味か、課が変わったのでないと思われるという意味か?
(市長)
平成27年度に詳細な内容を検討してきましたので、すでに異動した当該の職員が工事に関する情報を入手することはないと考えています。
(西泉副市長)
付け加えると、工事に関する情報は厳重に管理していますので、異動した職員に入るようなことはあり得ません。
(記者)
工事の情報は、今回の起訴内容の情報と全く時期も含めて別物ということだが、内部でどこまで調査してどういう説明責任を果たしていくのか?
(市長)
先日、16日に職員に訓示をしました。20日のコンプライアンス委員会も出席して、利害関係者との適切なあり方、適切な情報管理、公金管理のあり方などについて各部局で検討、徹底するよう呼びかけて、現在その作業を進めさせています。今後も、私が先頭に立って、職員のコンプライアンス重視の取り組みを徹底していきます。

(記者)
コンプライアンス徹底で、特に強く指示している内容と把握している限りでの各部の取り組み状況は?
(市長)
今、各課で実施している総点検ですが、この結果は各部局で確認をした上で報告するよう指示しています。もうしばらく時間がかかるだろうと思っています。とにかく実効性ある対応が必要だと思っていますので、一定の時間をかけてしっかりと点検するべきだと考えています。
(記者)
まだ検討段階か?
(市長)
はい。今、総点検をしているところです。何のためにやるのかというと実効性がある対応をするためにやるので、しっかりと総点検をするよう、進めているところです。

(記者)
職員が起訴された件で、当初からしかるべき時に厳正な処分をという話もあったが、見通しは?
(市長)
昨日、県警から、接見禁止が解除されたとの知らせがあり、時間を調整して、今日の午後、接見可能との回答をいただきました。これから、担当職員を接見に向かわせる予定です。接見が終わりましたら、できるだけ早く処分を検討します。処分が決まれば、早急に本人に伝達して処分したいと考えているのですが、同じ日に再び接見することはできないと聞いていますので、明日以降になる見込みです。処分を行いましたら、改めてお知らせしますが、私としましては、再三にわたって不祥事は起こしてはならないと申し上げている、そして、さまざま取り組みを強めている、その中で不祥事を起こしたので、考え得る最も厳しい処分をもってあたりたいと思っています。

(記者)
今回、漏えいした書類はどのような書類か?贈賄側のエコプロジェクトは、いわゆるレッグ問題の責任追及の対象企業であったのか?
(市長)
レッグ事案の責任追及方針を検討する部会の資料が漏えいしたと聞いています。この資料は、非公開の内容ですので、詳細は申し上げることができません。
(西泉副市長)
ユーズエコ社が責任追及の対象になっているか、なってないかですが、責任追及の対象にはなっていません。
(記者)
一般論だが、そのエコプロジェクトが責任追及の対象でない書類に、どの程度の価値があったのか?
(西泉副市長)
私どもでは分かりかねる、としか申し上げられないです。
(記者)
責任追及の過程で初めから全く名前が挙がっていなかったのか、それとも、さまざまな検討をした結果、載らなかったのか?
(西泉副市長)
詳細は、お話ししにくいところがありますが、収集運搬事業者や排出事業者の中から一定の絞り込みを行っており、実際、責任追及の対象となりうる事業者は最終的には有識者で構成される原因者責任検討部会でしっかりと有識者を交えて検討し決定しています。その一職員がどうという話ではなく有識者を交えてしっかり検討して、その過程の中で責任追及の対象の検討になる企業、事業者を決めるというプロセスを踏んでいます。
(記者)
エコプロジェクトはレッグと業務上、関わりがあったとまでは言えないのか?
(環境部長)
ユーズエコ社は収集運搬業者の1つで、それ以上のことは把握していません。
(記者)
関わりがあったのか、なかったのか?
(環境部副部長)
現時点では、お答えすることができません。
(記者)
全体の運搬収集業者としての1つなのか、それともレッグ社と関わりのあった収集運搬業者の1つなのか?
(環境部長)
たくさんある収集運搬業者の中の1つで、レッグに関わりがあったかどうかということではなくて、今、許可している収集運搬業者の1つということです。

(記者)
レッグに関連する排出事業者や収集運搬業者の特定はもうすでに完了しているということか?
(西泉副市長)
レッグ事案が起きてから、レッグ以外のさまざまの事業者について責任を追及する余地があるかという検討をずっとしていて、現在も継続中ですので、それ以上、お答えはしかねます。
(記者)
今年度の原因者責任検討部会の会議要旨では、「排出事業者や収集運搬業者には自主的措置の履行を確保するため、文書で意向を確認しておくこと」となっている。確定が済んでいて、さらに対処を求めている段階ということか?
(西泉副市長)
全体を含めてまだ現在進行中の話ですので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。
(記者)
レッグに排出や収集運搬で関わった業者に「自主的措置の履行」とは、具体的にどのようなことか?
(西泉副市長)
申し訳ありませんが、そこも、責任追及の一環で、今まさにやっている最中ですので、お答えしかねる内容です。

(記者)
今回漏洩した資料は簡単に持ち出せるようなものか?
(西泉副市長)
いえ、厳重取扱注意の情報です。
(記者)
複数で管理していたのか?
(環境部副部長)
容疑者は担当リーダーでしたので、書類は持っています。
(記者)
ユーズエコは今現在、責任追及の対象になっていないが、今後なる可能性はあるのか?
(環境部副部長)
現時点ではお答えすることはできません。
(記者)
原因者責任部会でいろいろな会社を最終責任があるのか順番に見ているという段階か?
(環境部副部長)
調査は継続しています。どういったものを調査しているか、どういった方を調査しているかという詳細については、現時点ではお答えできません。
(記者)
資料は、参加者に配布されるのか?原本一つしかないものか?
(環境部副部長)
参加者に配布します。
(記者)
配布後は回収されるのか?
(環境部副部長)
回収は基本的にはしていません。
(記者)
具体的に今後どのような責任の取らせ方をさせるのか?
(環境部副部長)
その内容も責任追及の中でやっていくので、今現在、言うことができません。
(記者)
罰金や刑罰も含まれてくる可能性はあるのか?
(環境部副部長)
それはあります。

(記者)
多額の税金を投入しているレッグの関連で責任追及する立場にある者が、情報を漏らすというのは住民に対する一種の裏切りとも受け取られるが?
(市長)
ほとんどの職員が前向きに一生懸命仕事をしています。一つの不祥事で一瞬にして信頼を失ってしまいます。市民の皆さまに大変申し訳ないという気持ちでいっぱいです。一日でも早く市民の信頼を回復できるように不祥事撲滅に全力で取り組んでまいります。どのような情報でも漏えいはあってはならないと思っています。

(記者)
競輪事務所でも200万円がなくなっている件は、起訴された職員との関連はどうか?また、公金管理に関して、新しい策や動きは?
(産業経済部長)
関連については、今まさに捜査をしているところなので、あるとかないとかお答えをするのは控えさせていただきたいと思います。公金管理の体制ですが、市長から直ちにできることから取り掛かれと、スピーディにやりなさいという指示をいただいています。その通りやれることからすでに改善しています。公金管理のあり方を含めて、体制全体に対して現在やれるところはやっています。なお、時間のかかるものもございますので、引き続き、きっちりとスケジュール感を持って進めていきたいと思います。
(記者)
具体的にやれること、今、やり始めたことはどのようなことか?
(産業経済部長)
公金管理のあり方です。

(記者)
競輪事務所の金庫のモニター録画を自主的に見直す調査はしたのか?
(産業経済部長)
録画に関しては、警察の方に捜査を委ねていますので、我々が14日の午後に届けを出して以降は、そういった犯人探しのようなことはやっていません。
(記者)
自主的な調査はしないで警察に委ねるということか?
(産業経済部長)
警察の手に委ねるべきだと思います。

(記者)
外部から侵入の形跡がなければ、自ずと可能性の高い人が絞られ、自主的な調査は可能だと思うが?
(産業経済部長)
届けを出すまでは、いろいろ聞き取りもやりましたが、出して以降は、きっちりと警察の手に委ねるべきだと思っています。ですから、改めて内部調査はしていません。
(記者)
事案が起きてから、公金管理で実際にしていることは何か?
(競輪事務所長)
公金の扱いには必ず2名以上であたること、できる限り残金を少なくするために口座に早く入れることなど、多くの現金を扱わないように対処しています。
(記者)
それまでは2人でも管理してなかったし、口座にも入れていなかったということか?
(競輪事務所長)
いいえ、基本的に現金を扱う場合は2名以上でとしていますが、徹底できていない部分もあったことは事実だと考えていますので、必ず徹底してやるということを職員にも伝え、我々も常時注意して見守る体制をとっています。
現金は、必要なものを残していましたが、それを精査し、できるだけ口座に入金して現金の管理を少なくするという努力をしています。
(記者)
口座にするというのは、お金の管理を事務所が口座にするということか?従事員への支払いを口座で払うということか?
(競輪事務所長)
この前も申しました、残金をできるだけ少なくするために全て口座に入れて、その都度、必要であればおろすという手法をとるようにしています。
(記者)
レクチャーの時に、銀行で残金の不足に気がついたという話だったが、事前の確認が徹底できてなかったのか、それとも、イレギュラーのことか?
(競輪事務所長)
金庫に保管する時点で、複数の目で確認をした上で、伝票を付けて管理をしていますので、入金時に改めて確認をしてから入金作業をするということはしていませんでした。入金作業と同時に現金の確認、伝票との確認をしますので、今回、入金時に分かったと発表をしました。
(記者)
事務所ではなく銀行で額が不足しているとわかったのか?
(競輪事務所長)
そうです。入金作業時にわかりました。

(記者)
今日の接見で聞き取り調査をして、結果を公表するのか?
(総務部長)
今回の起訴に至ったことについて聞き取りをして、それが事実であるかを確認するという対応です。
(記者)
公表は?
(総務部長)
その上で処分を検討しますので、処分発表時にはそういう形で公表されると思います。

【伊方原発】
(記者)
知事が伊方原発の地元同意をされたが、県都松山市長としての所感は?
(市長)
国が示した再稼動の方針、四国電力の安全対策への取り組み姿勢、また地元の意見、県議会での議論、そして、事故時の責任に関する安倍首相の発言など、さまざまな周辺環境などを考慮して、環境に影響がなくて危険のないエネルギーで全て賄うことができれば理想ですけれども、代替エネルギーの目途が立っていない現状では、市民生活ですとか、地域経済ですとか、雇用など幅広い観点から現実をしっかり見極めて判断をされたものだと考えています。
松山市としては、今後も、原子力に過度に依存しない社会を目指して、多様なエネルギー資源の導入を推進していきたいと考えています。

【いじめ再調査】
(記者)
いじめ再調査で愛媛県は、やり直す前に比べ3倍に増えたことの所感は?
(市長)
松山市ではかつていじめで自殺をするという案件がありました。それをきっかけに、いじめを起こさせない取り組みをさまざましています。子どもたちに集まってもらって、子どもたちが、1年目や2年目の先生方と保護者と一緒に考えるいじめゼロミーティングなど、こうした取り組みを継続していきたいと思っています。誤解がないように、いじめの件数というのは、多いか少ないかだけでは考えてはいけないところがあります。あってはならないことですけども、数自体が少なければよいだろうということで少なく報告される、もみ消されるというようなことがあってはいけませんし、ちょっとのことでもいじめと数えようと思うと当然いじめの件数は増えるわけです。どれだけ改善されたかということが非常に大事だと思いますので、いじめのないようにする取り組みをこれからも継続していきたいと思っています。

【台湾交流】
(記者)
台湾交流では、鉢合わせも過去最大規模になりそうだが、今回どのような交流を期待しているか?
(市長)
ご存じのようにこの間も台湾の経済界の方々が来られていましたが、ますます、さまざまな分野の交流につなげていきたいと、文化スポーツであったり青少年であったり、また、経済交流にも広げていきたいなと思っています。台湾の方々、「東京や京都や大阪には行ったことあるよ、次の場所を探しているんだ」という方、かなり多いようですので、今回、神輿のご協力いただき、以前は2体でしたが、今回は4体持っていくことができます。台湾の首都、台北市は270万人の大きな市ですが、この台北市役所の目の前の大きな通りを封鎖して神輿4体の鉢合わせ、かき比べが行われます。松山の名前を、知名度をぐっとあげて、松山への来訪にもつなげていきたいと思いますし、経済交流も伸ばしていきたいと思っています。
(記者)
ハウスみかんが台湾の農薬基準が急に強化されて、輸出が現状止まっている。松山産も含まれると思うが所感は?
(市長)
これは松山市だけという話ではありませんで、もちろん県下20市町さまざまな農産物があり、そういったものが台湾で流通すると非常にありがたいので、県を中心にさまざま取り組みをしていると思います。
ご理解いただいて、松山だけでなく、県下のものが台湾でより流通することになればと思っています。
(記者)
知名度も上がってきているが、そろそろ直航便の話は具体的にならないか?
(市長)
台北の松山空港の大きさや工事のことなどさまざま要件がありますので、交流人口を増やすことで、また知名度を高めることで、航路の開設につなげていきたいと思っています。
(記者)
今回、エアライン関係、航空関係の訪問はあるのか?
(市長)
今回はないです。

【TPP】
(記者)
TPP交渉が妥結されたが、松山市内の農業やその他産業への影響は?
(市長)
現時点では、国からの情報提供や説明は不足しています。松山市で、どういった分野にどのような影響があるのかというのは、お示しできない状況です。
やはり農業分野の方々など不安に思われるので、松山市は全国市長会を通して、会長コメントとして「政府は、国民生活全般に与える影響などについて明確な説明を行うとともに、TPP総合対策本部で、総合的な国内対策を速やかに講じること」「特に、地方での重要な産業である農林水産業について、将来にわたって持続的な発展が図られるよう、それぞれの地域の特性に応じた施策を講じること」といった国への要請をしていますが、国からの情報提供や説明は不足しているという状況です。
市民生活にとってもメリット・デメリット両方あると思います。食の観点で言いますと、関税が撤廃されることで輸入商品、輸入食品が安価に手に入るという一方で、安全性の問題も出てこようかと思います。全国的に統一された制度ですから、デメリットへの対策として、市とか県のレベルの話ではなく国としてしっかりとした対応が必要だと思います。国の制度設計にあわせて、地方自治体としても準備していく必要があると思いますので、今後も、国の動向を注視しながら、情報収集に努めていきたいと思っています。
(記者)
市内の柑橘農家や県内企業への影響の聞き取り調査などは?
(市長)
今のところは、国の状況を見たいです。今、どういうふうになるのかというのがまだまだはっきり分からない。その分からない状況で農家の方に話を聞いても、事実こうなるから影響がどうだという話ができないと思いますので、今の段階では調査をしてもなかなか実効性のあるものにならないと思います。

【マイナンバー】
(記者)
松山市では、いつ頃から届き始めるのか?
(総務部長)
今月末くらいから、順次、市民の皆さんに通知が届くと思います。
(記者)
今のところ、目立ったトラブルはなく順調か?
(総務部長)
今のところ、トラブルは聞いていません。

※質疑応答は内容を要約しています。

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