平成27年8月11日 「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」第3弾作品イメージ発表について ほか

更新日:2015年11月12日

  • 日時:平成27年8月11日(火曜日)午前11時00分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:17人

議題

  • 「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」第3弾作品イメージ発表について
  • 第30回トライアスロン中島大会について

会見要旨

それでは、本日の議題2件について説明します。
まず、「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」第3弾作品イメージ発表についてです。
今年、5月1日から道後地区で「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」を開催し、多くの市民や観光客の皆さまから好評を得ているところです。
7月には第2弾の作品として、蜷川さんが撮影された写真を使った浴衣や、泊まれるアート作品『ホテルホリゾンタル』では、和室と洋室それぞれをプロデュースしていただいたほか、ホテルギャラリーとして、レストランをギャラリー化し、また、ウェディングドレスを展示するなど、蜷川実花さんの手で、道後のまちを彩り、新たな話題と情報の発信につなげています。
そして、10月には第3弾の作品として、道後温泉本館を丸ごと作品化する予定ですが、そのイメージ図ができましたので発表します。
この作品は、昨年の道後温泉本館をライトアップした「道後オンセナイト」をイメージしていただけると分かりやすいと思いますが、本館の北側2階と3階と、本館の西側商店街側をライトアップし、蜷川さんが撮った写真を障子部分に張り替え、昼夜を問わず作品を鑑賞できるようにします。
特に夜は、室内の照明から出る光で写真が浮き出るようなことを考えています。
今回の作品は、10月1日(木曜日)から公開を予定していますが、重厚な道後温泉本館が、蜷川さんの作品でどのような変化を遂げるか、私も楽しみにしています。
また、合わせて本館南側(冠山側・駐車場のある側になります)と、インフォメーションがある東側の3階の窓に、蜷川さんの写真や動画を夜、プロジェクターから映し出す作品も予定しています。
これらで、「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」の作品すべてが完成し、来年、平成28年2月29日(月曜日)までの会期中、毎日公開されます。
なお、一部、大和屋本店や道後プリンスホテルなどで展開されているホテルホリゾンタル、また、茶玻瑠や花ゆづきで開催されているホテルギャラリー、そして道後温泉本館と各旅館やホテルでの浴衣は平成28年8月31日まで実施されます。
今後も多くの市民や観光客の皆さんに、道後の魅力を存分に楽しんでいただきたいと思います。

次に、「第30回トライアスロン中島大会」について説明します。8月23日(日曜日)に、30回目を迎えるトライアスロン中島大会が開催されます。
トライアスロン大会は、昭和56年に鳥取県の皆生温泉で開催されたのが国内初で、昭和60年には沖縄県宮古島や滋賀県のびわ湖のほか熊本県の天草市で開催され、その翌年の昭和61年に、四国で初めてトライアスロン中島大会が開催されました。
現在では中止になった大会もある中、中島大会は約700名のボランティアの皆さんに支えられ、全国でも三番目の歴史ある大会になっています。
この大会はスポーツを通じて、地域間の交流や、産業の振興、地域の活性化に寄与することを目的に開催していますが、おかげさまで今年も全国各地から600名近い選手の皆さんからご応募をいただきました。
また、今回は30回という節目を迎えるにあたり、10年ぶりにスイム1人、バイク1人、ラン1人の3人で行うリレーも復活して実施することにしており、16チームが出場を予定していますが、私もこのリレーに参加する方向で考えています。
また、他のお仕事の日程にもよりますが、元東京ヤクルトスワローズ捕手で、監督も務められ、現在、野球解説者やスポーツキャスターとして活躍されている古田敦也さんからもぜひ出場したいという、嬉しいニュースもはいってきています。
開会式と前夜祭は、前日の8月22日(土曜日)夕方6時40分から、中島本島の長師地区にある姫ケ浜で行われます。
競技は、スイム1.5キロメートル、バイク40キロメートル、ラン10キロメートルで、8月23日(日曜日)同じく姫ケ浜で10時30分スタートです。
同日に開催される第21回ジュニアアクアスロン大会は、スイム150m、ラン1.5キロメートルの競技で、小学5年生、6年生92名が参加し9時30分スタートの予定です。
多くの皆さんの応援をお願いします。以上です。

質疑応答

【第30回トライアスロン中島大会】
(記者)
市長はリレーに参加するということだが、どういうメンバーか?
(市長)
今のところ聞いていますのは、市役所職員で構成し、私は最後のラン10キロに出る方向で考えています。
(記者)
リレーの部も距離は、スイム1.5キロ、バイク40キロ、ラン10キロで同じか?
(市長)
そうです。距離は一緒です。
(記者)
市役所チームのアンカーか?
(市長)
そうです。練習があまり積めていないので大丈夫かなというところもありますが、ご迷惑をかけないように、また、大会に華を添えることができればと思っています。
(記者)
大会に向けてはどのような練習を積まれているのか?
(市長)
正直なかなか練習時間が取れていないので、ここから追い込みです。夏の炎天下の日中でも10キロ走れるように体力をつけて本番に臨めればと思っています。
(記者)
市役所も職員が多いが、あとの二人は選りすぐりのアスリートか?
(市長)
今、聞いていますのは、一番は事故があってはいけないということで、出場歴のある者を選んでいます。あまり、ものすごく速くて、確か私の記憶しているのが消防職員でかなり上位に入る選手もいたかと思いますが、そういう選手に走ってもらうのもいいですが、個人として記録を狙っていることもあるでしょうから、そこまでの選手は望まないというか、みんなで分担しながらトライができればと思っています。
(記者)
市長は愛媛マラソンもフルマラソンを2回完走されているが、今後この大会を契機にトライアスロンに挑戦するのか?
(市長)
できればいいのですが、特に泳ぐのが大変だと思っています。皆さんご覧になられた方もいらっしゃるのではないかと思いますが、泳ぎはかなり密集した中でのスタートで、手が当たることもありますし、足が当たることもあります。かなりの長い距離を泳ぎますし、波もありますので、かなりハードだと伺っています。もし出るとなったらよほど練習してやらないとご迷惑をかけてしまうと思っています。

(記者)
他県のトライアスロン大会では死亡者が出るような事故が発生しているが、大会の安全対策や過去の大会でのトラブルは?
(市長)
これはやはり一番大事なところです。島の方々がボランティアでおもてなしをしてくださっています。これまでトライアスロン中島大会を拝見して、島の方々のおもてなしを見て、本当に頭が下がります。島は高齢者の方が多いですが、炎天下の中、道路まで出て来られて声援を送ってくださっています。本当に素晴らしいおもてなしだなあと思っています。そういう中、事故があってはいけませんので、今回、水分や塩分が補給できるよう、6カ所のエイドステーションと、1カ所の臨時水分等補給所を設置します。ボランティア87人で対応します。また、万が一に備え、新しく入った救急艇の「うみねこ」と救護車3台を配置し、医師5人、看護師7人のほかボランティア20人の医療部を設け、中島にあります中島病院と連携した緊急時の医療体制を整えているところです。とにかく事故の起こらないように、万全の注意を払いながら行いたいと思っています。

【道後アート2015】
(記者)
蜷川さんご本人は今回来られる予定はあるか?
(市長)
おかげさまで、第二弾を7月18日に発表させていただきましたが、浴衣やホテルホリゾンタルの2作品、ホテルギャラリー2作品が大変好評なこともありまして、蜷川さんも是非、道後に来たいというお話をいただいています。ただ、皆さんご存知のように、現在、蜷川さんは妊娠中ですので、出産をされて落ち着いた後に道後に来ていただけるよう話をしているところです。
(記者)
時期としては年明けか?
(市長)
どうでしょうね、体調のこともありますので。
(記者)
道後アートイベントの効果をどのように感じているか?
(市長)
昨年実施しました「道後オンセナート2014」に引き続きまして、若い女性が多くみえられて、好評をいただいているところです。平成27年度の宿泊者数や入浴客数、もちろん天候や暦の並びにも左右されますが、平均して前の年度と同じくらいで推移しています。前の年度は「道後オンセナート2014」をさせていただきました、その年度と同じくらいで推移しています。一年にかけてロングランでやりますので、旅行エージェントの方々にも、下期のパンフレットに載せやすいというメリットもあり、興味を持っていただいて、下半期のパンフレットなどにも掲載されているところです。

【西条分水】
(記者)
県からの水問題に対する6つの提案について市長の所感は?
(市長)
今回の知事の提案ですが、非常にありがたく、提案の中身を精査した上で全力で取り組みたいと考えています。
(記者)
松山市が取水量を最大日量48,000トンとする中、西条市が課題としている地下水涵養に黒瀬ダムの水を使ってもまだ利用可能な水が日量58,000トンという試算が出た意義は大きいのでは?
(市長)
取水の量という観点でいうと4番目の提案のことが関わるのではないかと思いますが、本市が新規水源に求める48,000立方メートルというのはあくまでも最大量であるということは、これまでも議会や記者会見などいろいろな場でお話をしてきました。平常時から水源に余裕のない本市ですので、具体的な取水量については検討していきたいと思っています。
(記者)
今後、西条市や新居浜にアプローチしていく考えはあるか?
(市長)
ご存じのように、あさって4者協議があります。その協議内容をまた注視していきたいと思っています。こういう4者協議の場が設けられているということはありがたいことです。西条市さんが懸念されている地下水低下の対応への愛媛県の報告が、4者協議でされるということで、今回の知事提案を協議する場ではありませんが、その協議内容を注視していきたいと思っています。
(記者)
松山市や西条市で何らかの動きがないと、知事提案は止まった状態になるのでは?
(市長)
提案をいただきましたが、検討に時間がかかる提案もあると思います。現在のところいつまでという期限は考えていないのですが、提案をいただいた内容は早急に検討を進めていきたいと思っています。

(記者)
松山市の長期的水需給計画で検討委員会を立ち上げて、水の需給バランスや予測を検討していくのが先ではという意見もあるが?
(市長)
昨年また今年、降雨に恵まれました。幸いにも渇水の心配をすることは今のところありませんでしたけれども、もうご存知のように過去の状況を見れば、わずか2か月の少雨によって石手川ダムは取水制限を受けていますし、地下水の水位も低下します。森松の団地でも水が出ないこともありました。仮にどちらかの水源で何らかの障害が発生すれば、人口50万を超える都市の機能を維持することはできませんので、市民が求める、穏やかで安心安全な生活や産業、経済面、また本市を訪れようとする方々に安心して滞在していただく観光都市であるため、新規水源の確保はまちづくりの 重要なカギだと思っています。
一方で、今後見込まれる人口減少など、長期的水需給計画を策定した平成16年当時とは、本市の水事情をとりまく環境にも変化が見受けられます。このため、現在、本市の水資源対策の方向性を示す長期的水需給計画の検証を行っていますが、この検証結果が見通せない現段階では、これまでどおり、西条市さんの水を守ることを最優先にした上で、黒瀬ダムからの分水実現に向けて、取り組んでいきたいと考えています。

(記者)
知事提案の中に松山市が西条市の黒瀬ダムの上流域で水源林を涵養する提案があったが市長の判断で直ちに着手してはどうか?
(市長)
もし仮にという言い方になります、もし仮に、ご理解をいただけるのであれば、黒瀬ダムは本市の貴重な水源になります。仮にご理解いただけるのであればという前提ですが、「松山市水源の森基金」には、新たな水源の確保に備え、関連事業の原資とする費用をすでに積み増しています。これを活用した森林整備を、是非、そうであればご協力させていただきたいと考えています。
(記者)
西条市さんの水を守るというのを大前提に黒瀬ダムからの分水実現に向けて検討したいという方針に変わりないか?
(市長)
はい。
(記者)
提案のどの辺りがありがたいのか?
(市長)
今、皆さまからも、なかなか動きが見られないのではないかというこの状態の中で、ご提案をいただけたというのは非常にありがたいと思っています。
(記者)
この提案が、少し停滞している動きを変えるきっかけになると思うか?
(市長)
非常にありがたい提案だと思っていますので、全力で取り組んでいきたいと思っています。
(記者)
西条市の水を守りたいという気持ちも根強いと思うがどうか?
(市長)
これまでどおり、誠心誠意の交渉に努めさせていただきたいと思っています。
(記者)
直接行かれるのは、協議会や諸々の動向を見極めてからか?
(市長)
そうですね。

【伊方原発】
(記者)
伊方原発の再稼働についての考えは?
(市長)
他町の原発のことですので、意見を申し上げる立場にはまずないと思います。
平成25年7月の新規制基準施行後、審査に合格した原発の再稼働は初めてということになります。これまで2年近く続いてきた我が国の「原発ゼロ」が途切れることになりますので、今後の国や県の動向を注視していきたいと考えています。この原子力政策は、国の責任で判断されるものと考えています。今後、県の伊方原発環境安全管理委員会での安全性の確認をはじめ、四国電力の原発から20キロ圏内での全戸訪問など住民理解に向けた取り組み、あるいは、県議会での議論などを踏まえて、県や立地自治体で適切な判断がなされると考えています。
(記者)
特に30キロ圏内の7市町はいろいろと説明を求めているが、受け入れ側の松山市としては、特に国や県からの説明を求める考えはないか?
(市長)
これまでも、県や四国電力から原子力規制委員会での審査の状況や県が要請した安全対策など、必要に応じて説明や報告を受けています。現段階で改めて県に対する要望書を提出することなどは考えていません。

【プレミアム商品券】
(記者)
協議で進展はあったか?
(市長)
商品券の利用期間の延長ですが、愛媛県、愛媛県商工会連合会、松山商工会議所と検討しました。まず仮に「まつやま幸せ実感商品券」だけを延長した場合、「愛顔のえひめ商品券」と他市発行分商品券の期限に違いがあることで、県内全域で混乱が想定されること、また、2つ目に「愛顔のえひめ商品券」「まつやま幸せ実感商品券」ともに、有効期間を平成27年11月30日と明記しています。延長する場合には景品表示法が関わってくるそうですが、景品表示法上、その変更を商品券の購入者全員に正確に理解していただかなければならないということです。これらを総合的に判断して、利用期間の延長は大変残念ですができないという結論に至りました。
(記者)
延長ができないことは初めから分かっていたことではないのか?
(市長)
いえいえ。前の記者会見の時に1パーセントでも可能性があるのだったらトライしてくれと言いました。
(記者)
1パーセントでも可能性があった事案なのか?
(市長)
可能性はあると思います。市民の皆さんから利用期間を延長できないか、という声が多かったと私は認識しています。何でも決めつけてしまって、もとから出来ないのではないかと動くのではなく、できる可能性があるのではないか、いろいろな手段もあろうかと思いますので、そのように動くのは我々の務めだと考えています。
(記者)
記者会見で市長という立場で言われたことがどうか?
(市長)
さまざまな考え方があると思いますが、私は1パーセントでも可能性があったら動いて欲しいと指示をしていると話をしました。市長が言ったからといって全てのことができるとは思っていません。
(記者)
内部での検討段階の話を述べられたことは事実だと思うが報道で期待を抱いた市民もいたと思う。結果的にできなかったことをどう考えるか?
(市長)
いえ、このように検討させていただいています、結果としてこうなりました、とその都度お伝えするのはやはり意味があることだと思っています。

(記者)
できるようになってから言うことは考えられなかったか?
(市長)
さまざま考え方があろうかと思います。市民の皆さんの声を受けて、今、松山市役所ではこういうことをしているという、その状況をお伝えしたと私は思っています。
(記者)
市民に、延長できないという報告はするのか?
(市長)
今、初めて申し上げましたので、いろいろな方法で周知をしていきたいと思います。
(記者)
考えている周知方法は?
(市長)
やはり商工会議所さんが主体になりますので、商工会議所さんと連携をしながらやっていきたいと思っています。
(記者)
延長できないと最終決定したのはどこか?
(地域経済課長)
愛媛県、商工連合会、松山商工会議所、松山市が連携してやっていますので、4者が協議して決定したということです。

(記者)
いつ頃決定されたのか?
(地域経済課長)
先日決定を受けて、今日、この場で発表しようとなりました。
(記者)
先日とはいつか?
(地域経済課長)
昨日です。
(記者)
報道からの質問をきっかけに発表されているようだが?
(地域経済課長)
今日発表しようと決定しました。
(記者)
議題には入っていなかったが、投げ込みをする考えだったのか?
(地域経済課長)
質問がなければ投げ込みする予定ではいました。
(記者)
改めて、延長できなかったことについて、市民に対してどう感じているか?
(市長)
市民の皆さんからは利用期間の延長ができないのかという声はいただいていましたので、それがさまざまなハードルがあってできなかったのは大変残念に思っています。
(記者)
発送が遅れたことは改めてどう感じているか?
(市長)
以前の記者会見でも申し上げましたが、やはり市民の皆さんからすると早く使いたい、その気持ちはよくわかります。
(記者)
商工会議所では、7月から概ね30日で商品券を順次発送していく計画で動いていたと思うが、その計画を市はどこまで把握していたのか?
(地域経済課長)
日程は、ある程度ご報告をいただいていました。
(記者)
発送を終えるのはいつ頃か?
(地域経済課長)
発送は、7月当初から愛媛県下一斉に開始し、7月下旬までには終えると聞いていました。
(記者)
下旬までに発送を終えるのであれば、使用開始日に届かないことは協議しなかったのか?
(地域経済課長)
発送するまでの工程をもっと短くできないかという協議はしていましたが、契約の方法や確実にお届けするには、ある程度時間が必要ということでした。

【災害協定】
(記者)
災害協定のポイントと期待は?
(市長)
まず、ダイキアクシスさんとの協定では、緊急車両の燃料として活用が期待されているバイオディーゼル燃料の優先的な供給や、ウォーターサーバーも含めた飲料水の供給を得られるようになったことが主な内容です。この協定で、万が一災害が起きた場合でも、緊急車両の燃料や避難所での飲料水の確保などで、迅速な対応ができると大いに期待しています。
次に、郵便局さんとの協定では、大規模災害が発生しますと、被災された多くの市民の方が避難所に避難されます。これら避難者の情報を郵便局の皆さんと共有することで、郵便物が確実に配達されます。電話などの通信手段がとりづらくなっていても、郵便物が配達されることで市民の皆さんの安否確認につながると思います。また、郵便局さんは市内全域に広がるネットワークをお持ちですので、そのネットワークを活用して広報活動をしていただければ、災害に関する情報を広く市民の皆さんにお伝えすることができるようになると期待しています。
(記者)
民間団体との災害協定は今後も続けていくのか?
(市長)
もちろんです。今、「協定」としては、国、県、地方自治体をはじめ、関係団体、民間企業など79団体と締結しています。内容は、物資の提供や広報・医療に関するもの、交通・輸送に関するものなど多岐にわたりますが、災害が起きた時にはこういう行政間での助け合い、連携も必要ですし、また、行政としてしっかり備えをしますが、やはり大きな災害が起こった際には、公助と言いますが、公助できる部分に限りがあります。東日本大震災や阪神大震災が起こった時のように、消防隊員、救急隊員、行政職員も懸命にやりますが、あれだけ広いエリアで起こってしまうとなかなか大変で、自主防災組織を各地区に作っていただいて、その核になる防災士を増やしてきています。
また、日頃は別の仕事をしているが、いざという災害になって駆け付けるのが消防団員です。松山はこの消防団員が四国で今一番です。防災士は公費でも育成していますが、日本の自治体で一番です。このようにさまざま重層的にやっていきたいと思っています。やはり企業の力も借りながらになります。

【掩体壕】
(記者)
南吉田の掩体壕を市の文化財とし保護する動きはあるのか?
(市長)
担当部局へお問い合わせください。

【夏休み】
(記者)
夏休みはどのように?
(市長)
今のところ2日お休みを取らせていただいて、ほとんど家族と接することができていないので、家族との時間を取れればと思っています。
(記者)
お盆前後か?
(市長)
その辺りです。8月15日は戦後70年の大事な日ですので、式典には参加したいと思っています。

※質疑応答は内容を要約しています。

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