平成25年5月14日「土砂災害危険箇所パトロールの実施」について ほか

更新日:2013年6月7日

  • 日時  平成25年5月14日(火曜日)午前11時から
  • 場所  本館3階第1会議室
  • 記者数 16人

議題

  • 土砂災害危険箇所パトロールの実施について
  • 松山市菅沢町最終処分場に係る問題について
  • 平成24年度「ふるさと納税」の実績について

会見内容

(市長)     
 本日の議題に入ります前に、日本広報協会が毎年実施しています「全国広報コンクール ウェブサイトの市の部門」で、去る5月8日、松山市のホームページが入選しましたので、ご報告させていただきます。
 今回の入選は、本市のホームページが高齢者や障がい者を含めた、誰もが簡単に情報を取得できる「ウェブアクセシビリティ」の取り組みが大きく評価され、また、トップページに防災・医療の情報が目立つように配置されていることや、「家庭のごみ分別検索」など、生活に関する情報を得るための便利な仕組みなど実用性の高さも入選した理由となっています。
 今後も見やすい、そして、使いやすいホームページの運営を心がけ、役立つ情報の提供を行っていきたいと思います。

 それでは、本日の議題3件について、説明します。

 まず、「土砂災害危険箇所パトロールの実施について」です。
 近年、地球温暖化等に伴い、梅雨時期等の降雨が、局地的な大雨となる傾向が非常に強くなってきています。国土交通省では、毎年、梅雨時期の6月の1箇月間を、「土砂災害防止月間」と定め、「土石流」・「地すべり」・「がけ崩れ」といった「土砂災害防止」の啓発に取り組んでいます。
 特に、6月1日~7日の「がけ崩れ防災週間」に合わせ、松山市でも「がけ崩れ災害の防止」に重点をおき、6月3日(月曜日)に、「松山市儀式」の外4箇所で、「土砂災害危険箇所パトロール」を実施するもので、当日は、市役所正面玄関前広場で出発式を行い、「現場」へ向かうことにしています。
 このことにより、市民の皆さまに「防災への関心と理解」を深めていただき、「土砂災害の防止と被害の軽減」を図ります。

 次に、「松山市菅沢町最終処分場に係る問題について」です。
 同処分場に係る支障除去事業に関する実施計画については、去る4月9日に環境大臣の同意を得ました。
 本市としましては、市民の安全・安心を確保するため、本計画に沿って、国の財政的な支援を得て、速やかに支障除去のために必要な措置を講じていきます。
 本来、同処分場に係る支障除去については、株式会社レッグ等の原因者が第一義的に責任を負うものですが、同社に資力がなく、履行が見込まれないことから、速やかな支障除去のため、多額の公費を投入せざるを得ません。
 本市としましては、今後、事業費の縮減に努めるとともに、原因者に対しては厳格な責任追及と費用求償を行い、愛媛県に対してさらなる情報提供等の総合的な支援を求めていきたいと考えています。
 そこで、先般5月9日に、愛媛県知事にお会いし、松山市廃棄物処理施設審議会の下に、県市の行政の果たすべき役割について第三者による検討を行う「行政対応検討部会」と、原因者への徹底的な責任追及などの検討を行う「原因者責任検討部会」を新たに設置し、その二つの部会に県の参加等、必要な協力をお願いし、理解を得たところです。今後、市民の安全・安心のため、愛媛県と連携を図りながら適切な対応をしていきます。

 次に、「平成24年度『ふるさと納税』の実績について」です。
「ふるさと納税」は、「自分が生まれ育った『ふるさと』に貢献したい」「自分との関わりが深い地域を応援したい」気持ちを都道府県や市区町村に寄付をするという形で表す仕組みとして設けられた制度で、平成20年度に始まったものです。松山市では、平成24年度まで「坂の上の雲のまち松山 応援寄附金」として取り組んでおり、全国の多くの方々から、心温まる寄付をいただいています。
 そこで、平成24年度の実績ですが、565件、1,299万3,527円の寄付をいただいており、これは、前の年度と比べ、件数で211件、約60パーセント金額で 331万2,627円、約34パーセントの増加となっています。制度開始時から、これまでの累計件数及び金額は、1,692件、4,909万6,241円となっています。このことは、大変ありがたく、寄付していただいた皆さまに、心からお礼を申し上げます。
 なお、寄付の件数、金額ともに増加した主な理由としましては、東京で活動しておられる「松山愛郷会」や各地の「愛媛県人会」及びその他団体、個人の皆さまのご理解とご協力に加え、民間のふるさと納税ポータルサイトやパンフレットなど、様々な媒体を活用したPRにより、松山市の「たからみがき」のまちづくりに関する情報や、農林水産物ブランド品をはじめとする松山の魅力が皆さまに伝わったためではないかと考えています。
 また、これほど多くの“松山の発展を願い、松山を応援したい”方々がいらっしゃいますので、その期待に、しっかりと応えていかなければならないと、心を新たにしているところです。
 次に、寄付金の使い道についてですが、寄付をいただいた方のご希望を反映できる仕組みとして、松山市が指定する5つの分野、「生活環境」、「健康・福祉」、「教育・文化」、「産業・経済」、「都市基盤」、もしくは、使い道を私におまかせいただく「市長におまかせ」から寄付者の方にお選びいただき、それに基づき、昨年度に実施した14の事業に使わせていただきました。

 なお、寄付をいただいた方々へは、活用させていただいた事業の内容や成果をまとめた報告書を作成し、お送りすることにしており、松山市のホームページでも、寄付の実績などを公表することにしています。
 なお、平成25年度から寄付金の名称を「笑顔広がる!まつやま応援寄附金」と改めましたが、これは、「笑顔」が集まり、広がっていく中で、全ての人が幸せを感じることができる都市を目指すという第6次松山市総合計画の将来都市像である「人が集い 笑顔広がる 幸せ実感都市 まつやま」にちなんだものです。
 今後も、松山市の魅力、話題を広く全国にPRし、一人でも多くの人が笑顔で自分たちの住むまちに愛着や誇りを持ち、また、魅力にあふれ市外の人からも「行ってみたい」「住んでみたい」と思われるまちづくりに、市民の皆さまと一緒に取り組んでまいりますので、引き続き、全国の皆さまから応援していただければと思っています。

 最後に「おもてなし事業」について、報告します。
 本市では、新たな観光戦略「瀬戸内・松山構想」を掲げ、積極的に観光客の誘致に取り組む一方、3月末には、松山商工会議所など民間団体と一体となって、「おもてなし日本一のまち松山」をめざした取り組みを本格的に行うことを宣言したところですが、これらを、国民的アイドルグループ・AKB48に応援いただけることになりました。
 昨日、東京でセレモニーが行われ、その場で、AKB48を代表して、菊地あやかさんと名取稚菜さんを、第1期「松山おもてなし大使」に任命しました。
 今後の展開につきましては、関係者との協議を重ねていきたいと思いますが、首都圏のみならず全国の若い世代に松山の魅力を広く発信し、また、地元においても、おもてなし日本一のまちへの機運醸成へ向けて、大きな推進力を得たものと考えています。
 なお、昨日から、市役所本館前に、AKB48の松山おもてなし大使就任を記念して、懸垂幕を掲出しています。

 以上で説明を終わります。

【おもてなし事業】
(質問)
 AKBの二人の今後の具体的な活動は。
(瀬戸内松山構想担当課長)
 具体的なことなので、観光・国際交流課からお答えします。
 市長から申し上げたとおり、プロダクションと今後、調整していきたいと考えていますので、具体的な事業や取り組みが整いましたら、ご報告・発表させていただきたいと思います。主に松山のPR、瀬戸内松山ツーリズムの推進、おもてなし日本一のまち松山を目指した取り組みに貢献いただけるような方向で調整を進めています。
(質問)
 AKBの二人が松山に来る予定は。
(瀬戸内松山構想担当課長)
 その話も含めて今後、関係者との協議になると思いますが、実は4月に某テレビ番組のロケで、松山に一度は来られています。大変、松山のまちを気に入っていただいており、昨日の記者会見でも任命を心から喜んでいるというようなコメントもいただいています。
 今後、またお二人をお招きすることになると思いますので、その際には、松山おもてなし大使の取り組みとして皆さまに広く、事前にご案内をできると思います。

【産業廃棄物最終処分場】
(質問)
 産業廃棄物最終処分場について、県の協力も得られたのは大きいと思うが、77億円の費用に対し、国からの支援はあるとして、県との負担の割合について知事と話はあるのか。
(市長)
 先ほど申し上げた行政対応検討部会で総合的な支援をお願いしていきたいと考えています。
(質問)
 市長も県の負担は必要だという考えには変わりはないか。
(市長)
 そうですね。これからも、行政対応検討部会で、話していくことになると思います。
(質問)
 監督許可権限は市に移されていて、非常に弱い立場にあると思うが、第三者委員会なりでの、県との話し合いで、どのような交渉を考えているか、どのような考えがあるか。
(山口副市長)
 以前の記者会見でも申し上げましたが、環境省が同意するにあたり、環境省で事実認定したということが、市に権限が移管される以前の平成9年の時点で、違法とされる埋め立て部分があったという事実に基づいて支障除去事業に関し同意がされたということです。
 確かに今、市に権限が移っていることは事実ではありますが、その原因となる行為が、県が監督責任を持っている時代に行われた、ということは事実ですので、そこを踏まえて県と交渉というか、先ほど市長の発言にもあった行政対応検討部会で学識者も入れて、検証されるのではないかと思います。
(質問)
 県と市の交渉で、政治判断になるのではなく、第三者の委員が最終的に判断するということか。
(山口副市長)
 判断という意味にもよりますが、最終的に費用を支出することについては、当然、県市それぞれが判断することになるでしょうが、負担分けについては、県市が協力して運営する部会の中で議論がされるのですから、その議論の結果を踏まえて県市両者が対応していくことになると思います。

(質問)
 部会とは、諮問・答申の関係に無いと思うが、何らかの案が出て、それを県と市がどう受け入れるかという議論になるイメージか。
(山口副市長)
 そこまで具体的に今の段階で申し上げるのは、なかなか難しいと思います。いずれにしても、県が管理していた時代、それから市が管理していた時代、それぞれの行政の対応について検証されるということですから、その中でそういった話も出てくるだろうと思います。
 ただ、最終的にどういった形で部会の考え方がまとまるかは、今後の話だろうと思います。
(質問)
 市としては、環境省に認定された計画で、県から移管される以前に支障、違法行為があったことを主張していくことになるのか。
(山口副市長)
 環境省からそれを前提に同意されたということですから、それを前提として部会での議論は進んでいくと認識しています。
(質問)
 部会でさらに、市として言わないといけないことはあるか。
(山口副市長)
 いずれにしても平成9年当時にそういう事柄があったということと、過去にその都度、県、市が事業者に対して指導なりをしてきた記録も残っていますから、それについて検証がされるということです。
(質問)
 いつをめどに、県と市の負担の割合の話し合いを終えるのか。
(山口副市長)
 今年度、実際にやってみないとわからないところはありますが、年度中をめどに考えています。
(質問)
 部会が2つあるが、それぞれの役割と位置付け、人数、人選について説明いただきたい。

(市長)
 「行政対応検討部会」と、「原因者責任検討部会」です。「行政対応検討部会」は県の所管時期及び市の所管時期の行政対応について第三者委員によって議論し、行政の果たす役割について検討していく予定です。
 「原因者責任検討部会」は株式会社レッグ及び排出事業者などの原因者に対する責任追及と再発防止策について検討していく予定です。
(環境部長)
 「行政対応検討部会」は9名程度、「原因者責任検討部会」は6名程度を考えています。
(質問)
 レッグも資金力は厳しいと思うが、どのくらいまで追求していきたいと考えているか。
(市長)
 これについては、出来る限りです。やはり、皆さまの税金を使わせていただくわけですから、しっかりとした対応をしなければ、うやむやのまま皆さまの税金を使われるということでは、市民の皆さまは納得されないと思います。しっかりとした費用求償、責任追及をしないといけないと思っています。
(質問)
 最終的に部会の結果はどうなるのか。市長に答申することになるのか。それを受けて市が、例えば刑事告訴とか、法的な措置を取るのか。
(環境部長)
 年度をかけてやりますが、すぐ答えが出るか、やってみないとわかりません。答申になるかは、今から協議する段階ですので、はっきりしていません。
(質問)
 市長は、これまでもレッグの責任について言及していたが、その責任というのは刑事告訴も必要だという考えか。
(市長)
 刑事告訴については視野に入れています。捜索官と連携を諮りながら刑事告発も視野に入れて責任追及を行っていきたいと思っています。

【酒気帯び運転】
(質問)
 松山市立小学校の先生が酒気帯び運転で逮捕されたことについて、5月の初めにも県の職員が酒気帯び運転で逮捕されたが、市長の酒気帯び運転に対する考えは。
(市長)
 松山市では年末年始や、GWなどの行楽シーズンの前、あらゆる機会をとらえて飲酒運転の禁止はもちろんのこと、交通ルールを守ることを全職員に徹底するよう、各所属長に指示をしてきました。
 そういう中で今回、子供たちの模範となるべき先生が、このようなことを起こしてしまうのは、言語道断だと思っています。
 子供たちも日ごろから接している先生ですので、動揺しないようにしてほしいと、また、教職員一丸となって信用の回復に努めてほしいと思っています。もちろん保護者への陳謝もありますが、それについては昨日、実施されたと報告を受けています。
(質問)
 松山市として改めて、何か再発防止に取り組むのか。
(総務部長)
 先ほど市長が申し上げたように、愛媛県の職員が酒気及び人身事故を起こしたことを受け、早速5月9日に総務部長名で交通法令の遵守及び事故の防止について、各課長宛てにメールを発信した直後の、不祥事で大変申し訳なく思っています。
 これを受けて、昨日早速、飲酒・酒気帯び運転の根絶ということで、少し強い注意喚起を促すための徹底をメールで行いました。
 また、今回は通知だけではなく、それぞれの課において、朝礼や研修の場を通じて徹底し、所属長が意見を取りまとめてその報告書を今日中に総務部に提出をすることになっています。
 もう一度、このことを真摯に受け止めて、職員全体が一体となって根絶に向かって取り組むということを、昨日、早速実施しています。

(質問)
 報告というのは、何か。
(総務部長)
 どういう研修をして、今後どういう取り組みをするかを課内部で話し合ったかについての報告です。
(質問)
 改めて、市長として飲酒運転をなくすため、どのように取り組んでいきたいか。
(市長)
 これは日頃から再三再四申し上げていることで、総務部長からも取り組み説明がありましたが、紙上だけではいけないので、さらに取り組みを実施してもらうことにしました。
 何度も何度も言っている中で、当然社会のルールとしても良くないのをわかっていて、そういうことを起こしてしまえば、仕事も失いかねない、家族も守れなくなってしまうのに、なんでそんなことをしてしまうのかと、本当に言語道断だと思っています。

【参議院議員選挙】
(質問)
 先週、夏の参議院選挙については、井原巧前四国中央市長の参院選への出馬や松山維新の会の日本維新の会に不参加など少しずつ動きがでているが、市長として、選挙については、どう対応していくのか。
(市長)
 もう、皆さまご存知のように、井原巧さんに出馬要請をしております。これについては、井原巧さんは四国中央市長でいらっしゃって市長同士、市長会で接しますので、人物的にも素晴らしい方だと思いますし、仕事ぶりのことについても聞いておりますので、やはり、今、そういう地方を知っている方が国へ出て地方の声を届けてもらうべきだと思いましたので、私は出馬要請をさせていただきました。それ以上、それ以下でもないので、後はお察しいただきたいと思います。

【桑原中学校】
(質問)
 土曜日に桑原中学校の校舎の窓ガラスが割られることがあったかと思うが、何か意見は。
(市長)
 中学生が学ぶ場でもありますし、思い出を作る場所ですので、子どもたちは残念な思いもしただろうし、怖い思いもしたと思います。おそらく、100万円ぐらいかかるとみていますが、皆さまのお金で建設している公共施設ですから、言わずもがなですけれども大事にしていただきたいなと思います。  我々には残念ながら捜査権限はありませんので、警察がしっかりと犯人をあげるべく捜査してくれているものと思っています。
(質問)
 校舎自体は松山市の所有か、教育委員会か。
(教育委員会事務局長)
 松山市です。
(質問)
 被害届は松山市から出したのか。
(教育委員会事務局長)
 被害届は学校長から出しています。
(質問)
 これについての再発防止は。
(教育委員会事務局長)
 心もとないことですので、桑原中学につきましても機械警備はしていました。侵入すれば感知しますが、監視カメラはつけていません。監視カメラというのは、難しい所がありますが、巡視とか周辺を教員が退校するときに見廻るなどして、不審なことを早めに見つけるなど対応したいと思っています。この桑原中学の場合は立地上、近くに民家がありませんので、その時の目撃証言がない状況です。

【飲酒運転(2)】
(質問)
 飲酒運転について、再発防止策として公務員だからといって休日のお酒の飲み方まで言及するのはどうか。
(教育委員会事務局長)
 教育委員会としては、昨日、酒気帯び運転の根絶についてということで、教育長名で各小・中学校長宛に文書を流しております。
 そんな中で二度とそういったことが起こらないように、また、学校全体として取り組むように、といった訓示もしています。基本的には本人自覚が最終的に望まれるところでありますけど、周りの気遣いも必要かと思っています。

【GWの道後温泉入込み客数】
(質問)
 GWの、道後温泉の入浴客数が昨年度と比較して少し少なかったようだが、何か意見は。
(市長)
 今回は、道後温泉の特性によるものと思います。本館はおかげさまで全国に知られているブランドですので、遠くからお客様がお越しになりますので、今回、GWが前半と後半に分かれたため、前年度に比べると他の県からお越しになりにくかったのではないかなと、今回はGWの祝日の配置が影響したのではないかなと思っています。
 先ほど冒頭に申し上げたとおり、「瀬戸内・松山構想」ということで、今、さまざま、全国の中でもかなり熱心に観光施策に取り組んでいます。この「瀬戸内・松山構想」でますます道後温泉に来られる方を増やしていきたいと思います。
(質問)
 観光客は、道後温泉の改修のことをあまり知らないようだが、その周知を今後していくのはどうか。
(市長)
 そうですね、やり方としてはひとつあると思います。例えば、「この時期に工事に入ってしまいますので、それまでにお越しください。」という方法であるとか。今回、おかげさまで道後温泉本館や松山城の天守閣の前に行列ができたりしましたが、特段、何もしていないということでしたので、早速、待っていただいている時に、どうマイナスではなくてプラスに転じられるかの方策を考えて欲しいと指示を出しています。「おもてなし日本一のまち宣言」を我々、松山商工会議所さんと一緒にしていますので、そういうきめ細かい所にも心を配りながら松山に来るお客様を増やしていきたいと思っています。
(質問)
 待ち時間について、10時から入場とかいう風に、逆に時間制にして、札止めになったりしないように、入場制度そのものを変えるというような考えは。
(市長)
 携帯電話を皆さまほとんどお持ちですから、それで利便性を高めることができないのかとか、道後温泉活性化担当部長も配置しましたので、いろいろ考えてくれていると思います。

【教育長】
(質問)
 一昨日も酒気帯び運転の記者会見があったが、所管事務の会見に教育長が出席しないことについて任命権者の市長として、どう考えるか。
(市長)
 ご存知のように、あまり教育現場に首長が直接介入するのはどうかということで、戦後改革の中で教育委員会制度ができていますので、人事のことに関しても教育委員会に任せており、教育委員会で判断しました。
 今日も教育長は記者会見に出席したかったと思いますが、県庁で教職員の飲酒の件を受けて、臨時に20市、町の教育長が集まる会議をしていると思います。ですので、教育委員会で判断していますが、意図的なものではないと思います。
(教育委員会事務局長)
 会見への出席が教育長か事務局長かについては、基準というのは無いのですが、過去の事例をひとつの参考・判断材料としていますのでご了承いただきたいと思います。

【米山工業関連】
(質問)
 菅沢町最終処分場に係る問題や米山工業関連など、産業廃棄物に関する問題が立て続けに起こっているが、どう考えているか。
(市長)
 やはり周辺の市民の方の安全・安心が第一であると考えています。もちろん自然環境に対してもそうです安全・安心が第一なので、タイミングを逸しないように適宜、適切な方法を取るよう担当部署に指示しています。
(質問)
 周辺環境で影響が出ているような話はないか。
(環境部長)
 関係する町内会にお願いして、井戸水調査の希望を現在調査中です。すでに8カ所の井戸水の検査をしています。18日頃に報告がある予定ですが、本日時点で調査の希望をいただいている井戸12カ所と、保健所が把握している食品関連事業所の井戸数カ所を本日中に採水することにしています。

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