平成24年10月9日 第24回全国椿サミット松山大会の開催テーマ募集について ほか

更新日:2012年10月17日

  • 日時 平成24年10月9日(火曜日)午前11時から
  • 場所 本館3階第1会議室
  • 記者数 15人

議題

  • 第24回全国椿サミット松山大会の開催テーマ募集について
  • 「瀬戸内・松山キャンペーン」の報告について

会見内容

(市長)
 本日の議題に入ります前に、今年7月から9月までの庁舎本館から第4別館における節電実績は、平成22年と比べて、ピーク時の電力が11.4%、使用電力量が10.9%の削減が達成できましたのでご報告いたします。
 それでは、まず第24回「全国椿サミット松山大会」の「開催テーマ募集」について、ご説明いたします。
 この全国椿サミットは、ツバキ・サザンカを市町村の花や木に指定している自治体や愛好家が一堂に集い、ツバキ・サザンカの知識を深め、相互の情報交換と交流を通じて地域の活性化を進めようと毎年開催されている大会です。
 この度、再来年の平成26年3月15日・16日の2日間にわたって、「全国椿サミット松山大会」を開催するにあたり、市民の皆さんに、今年で制定後40年を迎える市の花「椿」を思いながら、改めて「松山らしさ」を感じていただくとともに、全国の皆さんに「まつやま」の魅力を広く伝えられるよう、「椿」と本市をアピールできる、明るく、親しみやすい開催テーマを募集することにしました。

 募集の期間は、10月26日(金曜日)から11月30日(金曜日)までです。松山市内にお住まいの方、もしくは、松山市内に通勤・通学している方を対象に、はがき、ファクシミリ、電子メールを使って、一人何点でもご応募いただけます。
 なお、入選作品は、椿サミット開催に向けて整備を進めています「松山総合公園 椿園」が平成25年3月末には完成しますので、そのリニューアルオープンに合わせて発表する予定です。
 また、「全国椿サミット松山大会」では、松山市との関わりも深い片岡鶴太郎さんによる記念講演が予定されております。
 片岡さんは、かつて、松山市で住み活動されていたことがあり、また、平成13年度の「ことばのちから」事業にも、優秀作品を書にし、展示するなど、ご参加いただいた経験があります。
 このほか、椿に関する基調講演をはじめ、松山総合公園の椿園、二ノ丸史跡庭園を巡る施設見学などに加え、伊予つばきの展示、栽培指導など椿をより身近に感じていただく催しも予定して、市民の皆さんにも楽しんでいただける内容としていますので、是非、ご参加いただきたいと思っています。
 今後も、歴史的・文化的にも市民の中に根付き、親しまれている椿を、魅力ある地域の宝の一つとして、磨き、活かしていく取り組みをより一層推進してまいります。

 次に、「瀬戸内・松山キャンペーン」について、ご報告させていただきます。ご案内のとおり、本年4月から6月までの3か月間、JR四国、JR西日本とのパートナーシップにより、「瀬戸内・松山キャンペーン」を開催し、三つの成果を得ることができました。
 その一つは「新たな旅行需要の喚起」です。キャンペーンを通じて、JRおよび旅行会社の商品パンフレット、JRが実施する駅、車内での宣伝展開をはじめテレビ・新聞・雑誌など、広範な媒体を活用し、関西圏を中心に幅広く展開したことにより、瀬戸内をテーマとする中四国周遊型の新たなルートの認知が格段に拡がり、その結果、松山を訪れてみたいという動機づけとなり、新たな旅行需要の喚起につながりました。
 二つ目は、「旅行商品造成の活性化」です。キャンペーン終了後も、新幹線と特急にフェリー・路面電車などの2次アクセスと主要観光施設の入場券をセットにした「瀬戸内・松山ぐるりんパス」の販売が継続されるとともに、このルートを活用した旅行会社の企画する旅行商品の増加に繋がりました。
 三つ目は、「地域のたからみがきの推進」です。特別イベントとして実施した松山城の夜間開放では、松山城天守閣から望む夜景をはじめとする夜の松山城の魅力を、また、ボランティアガイドのガイド案内では、路面電車・フェリーといった交通アクセスそのものをガイド付きの滞在プログラムとするなど、このキャンペーンの実施は、地域のたからみがきを進めていく上でも絶好の機会となりました。 
 今後も引き続き、大手旅行会社におけるキャンペーン等の誘致獲得に向け、トップセールスを展開してまいります。また、JR四国、石崎汽船・瀬戸内海汽船に加え、従来の行政ブロックの枠組みを超えて、対岸の広島市、呉市、廿日市市といった各自治体、さらには、JR西日本の広島支社にも加わっていただき「瀬戸内・松山ツーリズム推進会議」が設立されましたことから、再来年の平成26年3月16日に迎える瀬戸内海国立公園指定80周年に向けて、広域による官民連携を一体となって推進してまいります。
 以上で、説明は終わります。

(質問)
 産業廃棄物処理施設問題について、現状の感想と今後の方針を聞きたい。
(市長)
 現在、有害物質の検出や処分場が崩壊するなどの危険が直ちにはないということですから、とりあえず安心しています。
 しかし、周辺環境に影響を及ぼす恐れが潜在しており、早急な調査が必要であるとの中間答申を受けていますので、早速、調査を進めるべく担当課に指示しています。
(質問)
 申請期限が来年3月末の特措法申請の話も出ているが、職員を増員するなど、機能強化を検討しているのか。
(市長)
 人事異動による職員の増員はしていませんが、土木に関する専門的な知識を有する職員や事務担当者を廃棄物対策課と兼務させるなどの機能強化を図っています。
 また、現段階では産廃の特措法案件として申請することは最終決定していませんが、どのような事態になっても対応ができるよう、申請の準備は進めておくように担当課に指示しています。
 さらに、環境省などの関係機関とも連絡を取り合いながら作業を行うことについても指示しています。
(質問)
 審議会の中では、県との協力が必要だとの話があったが、連携強化するなどの考えはあるのか。
(市長)
 産業廃棄物最終処分場は、昭和62年の設置届から平成9年度まで県の管轄下にありました。その間の最終処分場がどのような状態だったのか、また、この会社に対してどのような指導を行ってきたのか、その情報をぜひ頂きたいと思っています。現在は松山市の担当課から愛媛県の担当課に対し、協力依頼を行っているとの報告を受けています。
(質問)
 協力依頼が不調に終わった場合、知事と市長、トップ同士が話し合うことはあるのか。
(市長)
 状況を見て判断します。
(質問)
 道後のホテルで「ぼっちゃん島あわび」の不当表示が明らかになった。道後のイメージダウンになる問題だが、市長の見解を聞きたい。
(市長)
 まつやま農林水産物ブランドを全国に広めようとしていますので、そのような事実があったことは残念なことです。
 悪質性があれば許されないことですが、経営者が変わるなど混乱していた時期の連携ミスだったと聞いています。 
(質問)
 現段階では悪質性がないと判断しているのか。
(市長)
 はい。

(質問)
 国政について、日本維新の会が立ち上がり、愛媛一区での候補者擁立の話が出ている。来たる衆議院選挙での応援はどうするつもりなのか。
(市長)
 選挙が近づかないと候補者が出るのかどうか分かりませんし、出てきたら、候補者の考えを聴いてから判断します。
(質問)
 政党で判断するものではないということなのか。
(市長)
 私は「地域第一・政策中心・国政ニュートラル」という考え方ですから、それに近い人を応援したいと思っています。
(質問)
 市長自身、選挙のときに松山維新の会の応援を受けていたが、松山維新の会からの候補者を直ちに応援するとは限らないということなのか。
(市長)
 もっと選挙が近づいてこないと、はっきりとは言えません。
(質問)
 水問題について、松山市からの新たな提案などは考えていないのか。
(市長)
 なかなか進んでいないと思われがちですが、平成22年に県と新居浜市、西条市、松山市の4者協議ができるようになり、これまで7回、協議を重ねてきたと記憶しています。これは非常に大きなことですから、この協議会を続けていきたいと思っています。
(質問)
 待ちの姿勢ということなのか。
(市長)
 西条市長選挙が近づいてきていますので、選挙が終わらないと次の会はなかなか開けないだろうと思っています。私も選挙の経験がありますから、そのことは理解できます。

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