平成26年6月8日　平成26年度松山市親と子のよい歯のコンクール表彰式

　平成26年度松山市親と子のよい歯のコンクール表彰式の開催にあたり、御挨拶を申し上げます。
　受賞者ならびに保護者の皆さん、このたびの受賞、誠におめでとうございます。皆さんは、平成25年度の3歳児歯科健康診査を受診された4,089名の中から選ばれた方々です。日頃から、親子で歯みがきや食生活に気をつけてこられた努力に対し、心から敬意を表します。

　この表彰式は、6月4日から10日までの「歯と口の健康週間」にあわせて、平成15年度から開催しており、今回が12回目になります。
　口は、食べる、息をする、話す、歌うなど、皆さんが自分らしく、元気に、いきいきと生活するために大切な役割を持っています。
　生まれたばかりの赤ちゃんにはむし歯菌はいません。生まれた後にむし歯の原因になる菌が人から人へと感染するそうです。お父さんやお母さんが食べ物を噛んでから赤ちゃんに与えたり、同じ箸やスプーンを使って食事をしたりすることで、むし歯菌に感染することが多いそうです。
　また、口の中の温度は37度くらいで、むし歯菌の住みやすい温度になっています。ですので、口の中をむし歯になりにくい環境にするためには、小さいころからの歯みがきなどのケアがとても大切です。

　そこで、歯と口を清潔で健康に保つために、松山市歯科医師会に御協力いただいて、子どものための歯科相談をはじめ、40歳、50歳、60歳、70歳の方を対象に、無料で歯科検診と歯科保健指導が市内医療機関で受けられる「節目歯周疾患検診」や、お母さんと赤ちゃんの歯と口の健康を守るための「個別妊婦歯科健康診査」など、さまざまな取り組みを行っています。
　今後も、市民の皆様の健康増進に向け、むし歯や歯周病の予防に取り組んでまいりますので、引き続き、御協力いただきますようお願いします。

　終わりに、今回、御協力をいただきました松山市歯科医師会の皆様に感謝を申し上げますとともに、皆様が、今後も健康な歯で楽しい生活を送られますことをお祈りしまして、開会の挨拶とします。