平成24年9月23日 自主防災組織結成100%達成記念式典

更新日:2013年1月17日

 本日は、自主防災組織結成100%達成記念式典に寺井市議会議長、若江文教消防委員長、寺坂消防団長をはじめ、このように多数の皆様の御臨席を賜り、誠にありがとうございます。
 皆様方におかれましては、日頃から松山市の消防・防災行政のみならず、市政の推進に格別の御協力、御支援を賜り、厚くお礼を申し上げます。
 この度、皆様方の懸命な御尽力によりまして市内全域に自主防災組織を結成することができました。
 このことは、私自身、大変うれしく、皆様に対して感謝の気持ちでいっぱいです。
 こうして、組織づくりができましたので、これからは、その中身をより充実していただくため、活動状況に即した支援をしてまいりたいと考えています。
 さて、地域防災力の向上につきましては、これまでも私の公約の一つでもあります「防災士の養成強化」に努め、今年度は、子どもたちが通っていて避難所にもなる学校の教職員にお願いして、新たに163名の防災士が誕生したところであり、民間を含めますと市内には1,550名と、自治体では、政令市の横浜市や名古屋市を上回る、全国一の防災士数を堅持しています。
 また、訓練や研修会はもとより、地域の災害特性に応じた提案型事業として、「自主防災組織充実・活性化事業」により、財政面での支援を行っています。
 このような中、今年3月末に内閣府が南海トラフの巨大地震による震度と津波高の想定を公表し、松山市における震度は6強に、津波の高さは3.5mに見直され、さらに8月には、全国の死者数が32万人という被害想定も公表されました。
 松山市の沿岸部や島しょ部の自主防災組織地区連合会では、これに先駆けて、昨年度から標高表示板の設置に取り組んでいただいているところもありましたことから、松山市としましても、津波から迅速に避難できるよう、まだ設置されていない沿岸部や島しょ部で必要な箇所に標高表示板を設置するとともに、市内の正確な標高をホームページ上で確認ができる「標高マップシステム」の導入作業をしています。
 なお、今後、この事業の実施につきましては、自主防災組織の皆様のお力添えが必要になりますので、その節には事業の趣旨を御理解いただき、御協力のほどよろしくお願いいたします。

 終わりに、本日御出席いただいていますネットワーク会議役員の皆様には、自主防災組織100%達成を契機として今までにも増して御活動いただくとともに、松山市自主防災組織のますますの御発展と、皆様の更なる御活躍、御健勝を祈念申し上げ、私からの挨拶とさせていただきます。

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