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2007年03月16日
   
渡部家住宅 4棟

重要文化財(建造物)

 

渡部家住宅

渡部家住宅

渡部家住宅


松山市東方町 渡部家住宅保護財団
昭和45年6月17日 指定

 【解説】
  渡部家は天保15(1844)年に南方村(現・東温市)から松山藩主の意向により3男が入庄屋として分家したことに始まる。以後この地で庄屋を勤めた。現在の住宅は万延元(1860)年に着工されて慶応2(1866)年に上棟されている。南には背面に庇(ひさし)を持つ2階建表門(長屋門)、東に白壁造りの米倉と倉を配し、周囲を土塀でかこっている。主屋は一部2階、入母屋造り、四面庇付、本瓦葺、土間上のみ茅葺(かやぶき)の越屋根(こしやね)である。主屋の平面は東西に長い大型直屋(すごや)で、建物を前後にわけて表側を客向き、裏側を内向きの部屋としている。その表裏の境に小間、階段、押入、棚等が設置されている。床壁は土壁に白紙を貼った「はりつけ壁」、神前の間の壁が「ドンデン返し」で裏側の産室(さんべや)に抜ける構造など、一部武家建築様式が加味されている。座敷の欄間や書院、内庭の鉋(かんな)仕上げの梁を幾重にもかけた梁架構などに家の格式がうかがわれる。敷地面積3,095u、建物延面積661u、昭和49(1974)年から昭和51(1976)年にかけて解体修理が施された。

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