私の仕事はクリエイティブディレクターであり、プランナーであり、コピーライターであり、デザイナーでもあります。場合により写真撮影もしなければならないこともあります。すなわち、さまざまな視点からクリエイティブできるのが特長でしょうか。その大部分を私自身、また社内のスタッフと協業し一気通貫して制作。コンセプトがぶれない完成品になるよう努めています。

特に近年は広告制作に留まらず、「地域」「企業」「商品」「サービス」などのブランディングの依頼を頂くことが増えてきました。ブランディングディレクターあるいはブランディングデザイナーとして、ブランドの方向性やヴィジュアルイメージを企画立案するところからプロモーションまで、ブランド全体を統括する動きです。
クリエイティブについては常に「新しさ」を志向していることが多いです。どこか新しい切り口はないか、どうすれば新しいイメージを創り出せるか、などと気づけばいつも頭の中で思考していますね。
私個人も、新しいもの好き。ファッションや建築、アートにも興味津々。あと、時間があれば街探検に繰り出したいです。ディープな街とハイセンスな街、この両極端が好きですね。

気候が温暖なところときれいな海岸線。白い砂と穏やかな波が毎夏私を浜辺へと誘います。

法律や条例の範囲内での動きという話になりますが、いかにして、県外や海外の方から「行って良かった」と感じてもらえるコンテンツを生み出すか、また生み出したコンテンツのコンセプトを熟慮しながら、どんな魅力的な見せ方や魅力的なプロモーションを行えるか。そんな動きに力を発揮できるのがクリエイティブだと思います。
そして、それらのクリエイティブが、地域や企業が抱えるソリューションに少しでも繋がれば本当に意味のあるものになるでしょう。「地域経済の活性化」や「少子化対策」「過疎化対策」「老々介護」「環境問題」…、などさまざまな事象に寄与できれば、たいへん有意義なものになると考えます。