「コンテンツイエローページ松山」Webサイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
さて皆様は、「コンテンツ」という言葉を聞いて、何を連想されるでしょうか。よくWebサイト上の内容を、「コンテンツ」と表記されているのを目にされことはあると思いますが、経済産業省によると、「コンテンツ産業」とは、映像（映画、アニメ）、音楽、ゲーム、書籍等の制作・流通を担う産業の総称であり、我が国のコンテンツは「クールジャパン」として海外からも高く評価され、海外展開を通じた成長を見込める有望な産業である、とされています。
コンテンツをこのように定義されると少し難しく感じてしまい、何か疎遠な感じを受けるかもしれません。しかし、大事なのは定義よりも、コンテンツにはデザインや映像、漫画、写真等、多種のジャンルが存在し、これらは事業者が提供する商品・サービスに付加価値を与えるということです。事業者が商品・サービスを消費者にアピールするためのデザインや写真等の出来不出来によって、売上が大きく左右されることもあり、新商品のパッケージやイベントのキャッチコピー、さらには企業のブランディングまで、コンテンツが活躍する場は幅広く、またその果たす役割や重要性は非常に高いと思われます。
四国唯一の50万都市である松山市では、多種多様なコンテンツ関連の事業者が活動しており、同産業の成長性や他産業への波及性を鑑みると、今後もますます事業活動が活発になるものと期待されます。
そこで、昨年度は市内コンテンツ産業の担い手である、松山市在住・出身のデザイナー、漫画家、カメラマン等のクリエイターにスポットを当て、その活動を紹介するとともに、市内のコンテンツ事業者リスト、その他コンテンツ産業に関わる情報を掲載した冊子「コンテンツイエローページ松山」を発行しましたが、さらに今年度は、冊子の内容のリニューアルを図るとともに、市内のコンテンツ産業に関するさらなる情報を皆様にお届けするため、「コンテンツイエローページ松山」Webサイトを開設することとなりました。
コンテンツ産業に関する情報を求めている方々はもちろん、普段コンテンツ産業や、クリエイターの活動に馴染みの無い市民の方々にも、是非ご覧いただき、クリエイターの働き方や仕事に対する想い、また事例を通して他産業との化学反応を楽しみながら、コンテンツ産業に対する理解を深めていただければと思います。

松山市産業経済部地域経済課